2005.10.30 UPF創設巡回 アルバニア 2007.5.8 天宙神文明千葉大会当日TDL(お母様と三男様)
BGM
ロシアのプーチン大統領は日本時間の午後4時から戦勝記念日の式典で演説を行い、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻について「去年12月、われわれは安全保障に関するさまざまな提案を行ったが、すべて無駄だった」と述べました。
そのうえで「ドンバスでの作戦が行われ、キエフでは核兵器使用の可能性も口にされた。ロシアにとって受け入れられない脅威が国境付近にある」と述べ、軍事侵攻を正当化しました。
また「ドンバスの民兵、ロシア軍兵の士に呼びかける。祖国の未来のために戦っているのだ。ナチス・ドイツが復活しないよう、みなさん力を尽くしている。亡くなったすべてのみなさんに頭をたれる」と述べました。
「ウクライナではNATO加盟国から最新兵器が提供された」
プーチン大統領は「ウクライナでは外国の軍事アドバイザーが活動を始め、NATOの加盟国から最新兵器が提供された。唯一、避けられない、正しい決定だった」として、ウクライナへの軍事侵攻を正当化しました。
“欧米の脅威背景に軍事侵攻”と正当化
「アメリカとその仲間が賭けた、ネオナチとの衝突は避けられないことをあらゆることが示唆していた。軍事インフラが配備され、何百人もの外国人顧問が働き始め、NATO諸国から最新鋭の兵器が定期的に届けられる様子を目の当たりにしていた。危険は日に日に増していた」と述べ、プーチン大統領は、ウクライナを軍事支援する欧米の脅威を背景に軍事侵攻に踏み切ったと正当化しました。
そして「ロシアは侵略に対して先制的な対応をした。タイムリーで、正しい判断だった。強く、自立した国の決定だ」としたうえで「アメリカは、特にソビエトが崩壊した後、自分たちは特別だと語り始め、ほかの国々にも屈辱を与えた」と述べソビエトの崩壊後、唯一の勝者だとふるまってきたとアメリカを批判しました。
「敵が内部から弱体化させようとしたが、うまくいかなかった」
プーチン大統領は「ロシアの敵が国際テロ組織を利用して、民族や宗教どうしの敵意を植え付けて、われわれを内部から弱体化させ分裂させようとしたと記憶しているが、うまくいかなかった。きょう、われわれの兵士は、異なる民族どうしが、兄弟のように互いに銃弾や破片から身を守りながら戦っている。そしてそれこそがロシアの力であり、団結した多民族の国民の偉大で不滅の力なのだ」と述べました。
演説全文
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プーチン大統領とロシア正教会・キリル総主教が目指す共通の価値観が「ルースキー・ミール」=ロシアの世界というキーワードです。
「ルースキー・ミール」は、「世界でロシア語を話す人やロシア正教を信じる人の連帯」という意味で、ウクライナやベラルーシなどをロシアの支配圏に取り込む狙いもあると言われています。
この「ルースキー・ミール」の実現を目指して、プーチン大統領が「政治的」に、キリル総主教が「精神的」に取り組んできました。
さらに、キリル総主教の痛手となったのは、2018年にロシア正教会からウクライナ正教会が独立したことです。キリル総主教は、独立を認めた東方正教会の最高権威バルソノメオス総主教を名指しで改めて批判した。
プーチン大統領も、欧米とバルソノメオス総主教が結託したとみなして非難した。
それにより、プーチン大統領(ロシア)はウクライナに侵攻した。
ロシア正教会 キリル総主教とプーチン大統領
(写真右下クリックで動画再生)
プーチン大統領とキリル総主教のねらいは、ロシア語を話す圏内やロシア正教を信じる人々を全て、『ロシアの国家』にしようとしている。つまり、ロシアによるウクライナ侵攻は、宗教(ロシア正教)対立が根っこのある紛争ということができる。
愛国心最も高まる「戦勝記念日」 プーチン政権は国威発揚に利用
ロシアで5月9日は第2次世界大戦で旧ソビエトがナチス・ドイツに勝利したことを祝う「戦勝記念日」で、最も重要な祝日の1つとなっています。
第2次世界大戦で旧ソビエトは、世界で最も多い、少なくとも2600万人の兵士と市民が死亡したとされています。
なかでもナチス・ドイツとの戦いはロシアでは「大祖国戦争」と呼ばれ、苦難の末に勝利した栄光の日と位置づけられています。
こうした歴史はロシアの学校現場でも詳しく教えられていて、この日はロシアの人たちがソビエト軍の功績や戦争に加わったそれぞれの祖先に思いをはせるなど、愛国心が最も高まる日とされています。
毎年5月9日は首都モスクワにある赤の広場で記念式典が開かれ、軍事パレードや大統領による演説なども行われています。
このうち2005年の60周年の式典には、日本からも当時の小泉総理大臣や、アメリカの当時のブッシュ大統領など、欧米を含む50か国以上の首脳が出席し、戦勝国・敗戦国を問わず犠牲者を追悼するなど、平和に向けた国際社会の結束が誓われました。
このように「戦勝記念日」は「追悼と和解」の象徴という側面もありましたが、プーチン政権は近年、この祝日を国威発揚の場として利用する傾向が強まっています。
プーチン大統領は、パレードで最新の兵器を披露させるとともに、欧米との対決姿勢を鮮明にする演説も行っています。
また、「ゲオルギー・リボン」という黒とオレンジ色でデザインされた勝利のシンボルを普及させる市民が始めた運動を、ここ最近では政権側が積極的に主導しています。
77周年となることしの記念日はウクライナへの軍事侵攻が続く中で迎えることになります。
プーチン大統領はウクライナのゼレンスキー政権を「ネオナチ」だと一方的に主張しながら、2か月以上にわたって軍事侵攻を続けています。
ロシアのラブロフ外相は今月1日に公開されたインタビューで「ロシア軍は戦勝記念日を含む特定の日にもとづいて行動を調整することはない。5月9日はいつものように厳粛に祝う」と述べ、1つの節目ともみられてきたこの記念日のあとも戦闘が継続されるという見方を示しています。
ただ、「非ナチ化」を掲げて軍事侵攻を正当化するプーチン大統領は、ナチス・ドイツへの勝利を記念した日を強く意識しているとみられ、式典の中でどのような演説を行うか注目されています。
軍事パレードで軍事力アピール 核大国を誇示
ロシアでは、「戦勝記念日」の5月9日、毎年各地で軍事パレードが行われます。
特に首都モスクワでは、中心部の「赤の広場」で大規模なパレードが行われ、大勢の兵士が参加するほか最新の兵器なども披露され、ロシアの軍事力を内外にアピールする機会にもなってきました。
ロシア国防省はことしの軍事パレードについて、28の都市で実施されると発表し、一方的に併合したウクライナ南部のクリミアでもロシアによる軍事パレードを行うとしています。
モスクワのパレードでは兵士およそ1万1000人が参加するということで、去年と比べて1000人ほど少なくなっています。
また131の兵器が披露される予定で、去年と比べて60台ほど少なくなっています。
なかにはアメリカのミサイル防衛網に対抗するICBM=大陸間弾道ミサイルの「ヤルス」や、ウクライナへの攻撃でも使用されている短距離弾道ミサイルの「イスカンデル」など、核弾頭も搭載できるロシア製のミサイルが登場するということです。
さらにことしは、戦後77年にちなんだ77機の戦闘機や軍用ヘリコプターなどが参加するということです。
このうち、ロシアの主力戦闘機の「ミグ29」は、8機が「Z」の文字を表す編成で飛行するとしていて、ウクライナへの軍事侵攻を支持する象徴となっている「Z」を用いて国民にも支持を訴える演出となっています。
また、核戦力による戦争など、非常時に大統領などが乗り込み、上空から部隊を指揮することから「終末の日の飛行機」とも呼ばれる特別機「イリューシン80」も飛行することになっています。
ロシアのメディアによりますと「イリューシン80」が最後に軍事パレードに参加したのは戦勝65年を祝う2010年以来だということです。
プーチン大統領は核兵器を使用する可能性も辞さない構えを示していて、軍事パレードでは核大国であることを誇示し、ウクライナを支援するアメリカをはじめ、NATO=北大西洋条約機構の加盟各国をけん制するねらいもあるとみられます。
プーチンが侵攻を諦めて、ロシア軍が撤退することを祈願いたします。
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