1991年7.1節の意義とその直後の勝利的歩み、説教文『世界と国連が行くべき道』 | 瞑想猫のブログ

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    2005.11.22 UPF巡回講演ネパール 2007.5.8 天宙新文明開闢・横浜・訓読会(三男様がUPF共同議長に任命される前の母子協助)

     

    1991.7.1 (神様祝福永遠勝利宣布)
    1991年の6月までに真の御父母様が中南米の巡回後、カナダ、アラスカを経由され、7月1日に韓国に帰ってこられて、韓国・漢南国際研修院において「七・一節J、神様祝福永遠勝利を宣布されました。 1989.8.31八定式で長子権復帰、翌日には天父主義を宣布されて父母権復帰がなされ、そして、1991.7.1に王圏復帰をなされました。三権復帰を勝利され、大きな責任分担を果たされました。神の直接主管圏内に入り得る基台が整うという意味もあります。

    「神の安息日」を樹立したものとして、神の祝福はもはや永遠なるものとして揺るがないという意味を込めて「神様祝福永遠勝利宣布式」ともいわれ、7番目の名節として決定されました。この勝利により、真の父母様の前に怨讐(敵)のない時代となり、供え物をどのように扱おうともサタンは讒訴できなくなり、真の愛を中心にしていれば、思いどおりにすることのできる時を迎えたといえるのです。

     さらに、「七・一節」を宣布することによって、父母の責任時代が終わり、子女の責任時代が始まることによって、氏族メシア宣布もされ、新しい時代へ転換されたと語られました。

    文先生は、「すべての祝福家庭は、ただひたすら天の因縁に従って、アダム・エバが失った長子権・父母権・王権復帰の基準を家庭に立て、サタンも動かすことのできない勝利圏を確立すべき使命があることを忘れないように」と語っておられます。

     

    「真の父母によって宗教圏と政治圏、そして民主世界圏と共産圏が統一されるのです。それを八月にすべて終えてしまおうと思うのです。文先生の予言的中  1991年8月19日 ソビエト連邦のモスクワで発生したクーデターは、三日天下で失敗に終わり、逆にソ連崩壊を招く。(アベル側(当時のゴルバチョフ大統領)が先に打たれて、結局はアベル側(神側)がカイン側を奪ってくるという神様の作戦 )、そして、12月25日には、ついにソ連崩壊。)

    それで宣布式をするのです。宣布式をすれば、天ではすべてそのように編成されるのです。

    今まで闘っていた共産世界と民主世界は、すべて霊界で怨讐になっていましたが、これからは連合運動が展開されるのです。

    その次には何ですか。長子権復帰です。長子権が引っ掛かり、宗教圏と非宗教圏、天国と地獄が分かれたのです。これをすべて復帰することによって、霊界が変わり、地上世界が変わります。アダムを中心として、天使長が略奪した長子権を復帰することによって、天使世界がアダムを育てて成熟できる時まで養育した、その本然の世界へ入っていきます。ですから、これからは霊界が人間世界を利用できないというのです。

    今、先生が愛を中心として、三大祝福の愛を再起させ、永遠祝福を宣布するということは、今から、すべての人間が蕩減圏から抜け出すということです。」

     

    七・一節の王権復帰の意味は大変大きく、この王権復帰・神様祝福永遠宣布式のあとは、まさしく新しい時代が到来したごとく、目覚しい摂理の進展がなされてゆきました。

     

    1991年8月19日 ソビエト連邦のモスクワで発生したクーデターは、三日天下で失敗に終わり、逆にソ連崩壊を招く。(アベル側(当時のゴルバチョフ大統領)が先に打たれて、結局はアベル側(神側)がカイン側を奪ってくるという神様の作戦)
    ・8月27日 世界平和宗教連合 創設   8月28日 世界平和連合 創設
    ・9月16日~25日 韓鶴子総裁がブッシュ元大統領夫妻と共に日本で巡回講演。

    ・9月17日 第46回国連総会において、加盟159カ国の全会一致で、韓国北朝鮮国連加盟を承認。

    ・12月3日 文鮮明師が北朝鮮電撃訪問(氏族メシア)、6日 金日成氏と会談

    ・12月25日 ソ連崩壊 1991年 12月のソビエト連邦共産党 解散を受けた各連邦構成共和国 の主権国家 としての独立、ならびに同年12月25日のソビエト連邦大統領 ミハイル・ゴルバチョフ の辞任に伴い、ソビエト連邦が解体された出来事。
     1992年  3月26日 文鮮明師が特例措置で14年ぶりに日本に入国。
    ・4月10日 韓国で、韓鶴子総裁を中心とする女性運動のNGO、「世界平和女性連合」の創設大会が行われる。5月11日~ 韓鶴子総裁が世界巡回講演。テーマ「理想世界の主役になる女性」
    ・8月24日 第一回「世界文化体育大典」において、文鮮明師自らが再臨のキリスト・メシア、真の父母であることを公式に宣言
    ・8月25日 韓国ソウルのオリンピックスタジアムでの第一回「世界文化体育大典」において、祝福万民化の始まりとなる、3万組国際合同結婚式

     

    ☆今度、「世界文化体育大典(WCSF)」という名前のもと、思想と政治分野をはじめとする学術、宗教、言論、科学、芸術など、すべての文化的分野の世界問題を幅広く一つの席で扱ようになったのは世界平和の真なる道を模索するのに画期的な貢献となるだろうと信じます。(234-237 1992.8.22 南北統一と世界平和 1-4 国際祝福結婚と平和)

     

    (1992年8月の第一回世界文化体育大典(WCSF)では、文鮮明師自らが再臨のメシア、キリストという宣言がなされ、1999年2月のWCSFにおいては、天宙平和連合(UPF)の前身である、世界平和超宗教超国家連合(IIFWP)が創設され、2007年7月のWCSFでは、文鮮明UPF総裁によって、三男様がUPF共同議長に任命され、ミレニアム安息日直後の8日には、三男様が主管して第一回グローバルピースフェスティバル(GPF)韓国ソウル大会が開催される(WCSFのプログラムを考案されるのは文鮮明UPF総裁)など、世界文化体育大典(WCSF)は、祝福式のみならず、重大な宣言がなされる舞台になっています。)

     

    文鮮明先生の後継者(第4次アダム)に関する御言(遺言)集、三男様 08.6.13、00.10.6

    https://ameblo.jp/nyanko737/entry-12257516045.html

     

    神様の安息日にすべきことは、神様に希望を差し上げて慶びをお返しすること。7.1節で王権復帰を勝利された後、『世界と国連が行くべき道』と題した、この講演文は、原文そのものが要約文のようで大変密度が濃いものです。1989.7.31での八定式の長子圏復帰、翌日の天父主義での父母権復帰、そして1991.7.1、七・一節での王権復帰直後の御言として記憶されるべき名講演と呼べるものです。今までの平和社会建設の失敗の原因は、人間を中心にしたことによるものであり、『神様を中心にしなくては天宙世界の平和はない!』という強い問題提起となっています。『真の愛の本体であられる神様は、生きていらっしゃる』これは立派な遺言書でもあります。


    世界と国連が行くべき道  (要約)

     

    一 世界平和へと行く道

     この講演文は、1991年8月28日、韓国ソウルのリトル・エンジェルス芸術会館で開催された「世界平和連合」創設大会の基調演説として語られたみ言です。

     

     尊敬する前・現職国家元首の皆様、各国から参加された世界の指導者の皆様。また、敬愛する学者、世界の宗教指導者の皆様。そして紳士、淑女の皆様。きょう私は、「世界平和連合」を創設する歴史的なこの式典に、尊敬する世界の指導者の皆様がこのようにたくさん参席くださいまして、満場の盛況を成してくださったことに対して心からの謝意を表する次第であります。

     

    ◆ 平和は人類の希望
    近代史に至っては、世界は二回にわたって世界大戦を行いました。世界の指導者たちは、いかなる代価を払ってでも、もう再び戦争を引き起こしてはならないと骨身に染みた覚醒から、アメリカのウィルソン大統領の提唱により「国際連盟」(League of Nations)を結成いたしました。しかし、「国際連盟」は四十余種の国際紛糾を処理はしましたが、強大国間の紛糾の処理に失敗し、今は一九四五年四月二十五日、サンフランシスコで「国際連合」(United Nations)を創設するに至りました。 それでは、その四十六年間、人類は戦争を知らず平和に生きてきたでしょうか。再び戦争は起こりました。韓国動乱、べトナム戦争、湾岸戦争をはじめとして、実に六十余回の人類相殺の歴史が繰り返されました。なぜ、このように平和が難しいのでしょうか。きょう私たちは、「世界平和連合」を創設するに先立ち、深く深く平和が成されないその理由を究明しなければなりません。

     

     紳士、淑女の皆様。この間、人間は平和を叫んだだけであって、その真の平和の意義を知ることができませんでした。平和の真の哲学をもてなかったのです。ですから、真の平和を成す方法が出てこないのです。貴賓の皆様。その理由は、分かってみると簡単なことなのです。人間は神様を失ってしまい、平和も失ってしまいました。そして人間は神様をほったらかしにしておいて、人間同士で平和を探し求めようとしたのです。根本的な誤りであり、これが真の平和を得られない根本的理由なのです。

     

    ◆ 神様の真の愛による創造理想
    全知全能であられる神様は愛の神様であられ、平和の神様であられます。神様は、人間を神様の形状どおりに造られ、人間はまさしく神様の聖霊がいらっしゃる家と同じ聖殿として造られたのです。 人間一人一人が神様の聖殿として、神様に侍って住む家として完成したならば、どうして人間同士の闘争と殺戮が可能でしょうか。このような本然の世界では、戦争はあろうにもあり得ませんし、互いに愛し合い、和睦して生きる世界であり、どのように神様にもっと栄光を捧げるのかという善意の競争だけがある世界です。そこには葛藤がありませんし、誤解もありませんし、美しい協調と相互協助でもってただただ和睦団結して、真、善、美を追求する平和の世界のみが永続するのです。その世界は神様に似た世界であり、神様の理想と本質のために生きる世界なのです。我々はこのような世界の基本理念を「神主義」、または「頭翼思想」と称するのです。「ため」にする愛、互いに「ため」に生きるところに平和は当然なのであり、このような世界を宗教的に表現するならば、地上天国であるというのです。少なくとも全知全能であられる神様の作品であるならば、このような平和と幸福の世界をつくれたはずであり、そうでないとするならば、その神様はいらっしゃらないのです。これが創造本然の真の平和の理想だったのです。

     

    ◆ 創造主を失ってしまった世界
     ところが、人類始祖からしてこのようになったので、その後孫たち、今日の人類すべては、神様が我々の父であられることと、我々すべてが真の兄弟姉妹であることを忘れてしまったのです。ですからすべての人間同士が怨讐になってしまいました。本来は他人を殺しても、それがすなわち自分を害することなのに、霊魂が鈍くなった人間は兄弟を殺しても心の痛みを感じられません。そこには、自分だけがいて全体がいないので、利己主義が個人から家庭、社会、国家、世界に広がるようになりました。そうして、自分と利益がぶつかる場合には、戦争を起こします。これが戦争の起きる真の原因なのです。

     

    ◆ 平和の世界を回復しようとする神様
     創造主であられる神様は、この堕落した世界をどうなさろうとするのでしょうか。神様は厳然として生きていらっしゃいます。神様は、今も全知全能であられます。また、その神様は、愛の神様であると言いました。 その神様は真に満ちた平和の世界を再び復帰し、また再創造なさろうとしていらっしゃいます。ここから我々人類は、真の平和に対する希望をもつことができるのです神様は、人間一人一人から邪心を追い出し、神様の住まわれる聖殿に復帰させようとなさるのです。ですから世界平和は、一個人の完成から始めるのです。一個人が神様の聖殿として完成した人間にならずしては、世界平和は芽を吹きません。世界平和の出発点は、まさしく皆様一人一人なのです。

     

    ◆ 真の愛で創造本然の理想世界に
     人間の良心は神様を代表する心です。良心は私のために存在しません。天の義のために存在します。良心は常に善に向かって走ろうとします。これに体は反抗をします。良心はこの体を叱責し、心に順応するようにします。ここに常に血の出るようなと葛藤と闘争が、一つの体の中で起こるようになるのです。

     

     誰も神様を自分の内に侍らずしては、自分の体を征服する者はいません。

    (参考)神様の心が自分の心であり、自分の心が神様の心である」 に関する御言 http://ameblo.jp/nyanko737/entry-11362449005.html

     原動力は真の愛です。自分よりも神様を、そして対象を生命のように愛する、純粋で美しい犠牲的愛、これが真の愛なのです。この宇宙に、神様は真の愛の力より大きい力は創造されませんでした。真の愛は神様の愛なのです。神様は万物と人間の創造のために、すべての力を投入なさいました。全部を投入し、また投入なさいました。真の愛のみは投入すれば投入するほど、もっと盛んになり生産します。真の愛は百を投入するならば、百二十が戻ってきます。ですから真の愛を実践する者は滅びるように見えても、滅びることなく永遠に栄え、永生するのです。このように真の愛でもって成された家庭が基礎になって社会が成され、国家が成され、世界が成されます。このような社会、国家、世界は真の愛が原動力になる相互奉仕の社会であり、国家であり、世界であり、そこには葛藤の代わりに和睦があるし、誤解の代わりに理解があるし、分裂の代わりに団結があるし、自分の利益の追求の代わりに全体の利益の追求があるし、犠牲と奉仕が美徳になる社会、国家、世界であるのです。このような神様の理想実現が、すなわち真の世界平和の理想なのです。

     

    ◆ 真の世界平和は、真の父母の理想で
     聖書の「神様のかたちに似せて人間を造られた」というみ言は、見ることのできない無形の神様が人間として実体化なさったことをいいます。無形の神様は、真の愛を中心としての縦的な真の父母であられ、人問始祖アダムとエバは真の愛を中心とした横的な真の父母として、永遠に人間歴史の上に君臨したのです。完成したアダムとエバは人類の真の父母であり、人類はこの真の父母を中心として人類大家族、四海同胞、兄弟主義を成したのです。皆様。今、創設される「世界平和連合」は、過去の「国際連盟」や「国際連合」と違って、真に満ちた本然の平和理想と真の父母の理想をもち、最後に世界平和を成そうとする雄大な新しい出発です。人間同士で平和を謳歌せず、神様の内に、神様と共に平和を謳歌しなければならないという生な覚醒がなければなりません。世界平和の中心は神様であられます。その原動力は真の愛なのです。

     

    ◆ 理念の障壁を越え東西指導者たちがすべて同席
     世界平和を熱望する貴賓の皆様。きょうこの殿堂には世界各国の政界、学界、各宗教代表者たちが一つの屋根の下に集まりました。今、私たちは、きょう宣布されます平和総集の大原則に立脚して、真に満ちた平和を成す時です。来たる九月の国連総会に南・北韓が共同で加入するようになります。これは、私たちが平和世界を指向するまた一つの画期的発展です。無慈悲な植民地政策によって、弱小国を搾取していた時代は過ぎ去りました これからは「私の国」という定義が発展的でなければなりません。もちろん私が生まれて育った国が、まず「私の国」であることに間違いありません。より大きい見地から見たならば、私の父であられる神様がつくられた世界が、すべて「私の国」なのです。 

     

    ◆ 世界平和定着のために前進しよう
     皆様。皆様は、神様が平和の役事として選ばれ、この場に送られた方々です。

     平和の使徒、貴賓の皆様。光明なる新しい日が私たちを待っています。天が共になさるとき、これに敵対する者がいるでしょうか。尊敬する同志であり、兄弟であられる皆様。人類の前に置かれた最後の崇高なる課業、恒久的「世界平和」定着の召命の前にすべて立ち上がり、光明なる世界に向かって共に前進いたしましょう。神様に侍り、世界の真の平和を成し遂げましょう。

    ありがとうございました。

     

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