八臂はっぴ弁財天&十一面観音菩薩

 

2023.9.14 鎌倉の長谷寺へ参詣。

 

本尊は十一面観世音菩薩立像。木彫仏としては日本最大級(高さ9.18m)の尊像がある。

(●'◡'●)右手に錫杖を左手に蓮華の花瓶を持ち、岩座に立つという独特の像であることから「長谷寺式十一面観音」と呼ぶ。

十一面観音はその深い慈悲により衆生から一切の苦しみを抜き去る功徳を施す菩薩。

(⓿_⓿)頭上面のうち前3面を菩薩面、左3面を瞋怒面、右3面を狗牙上出面(くげじょうしゅつめん)、うしろ1面を大笑面、頂上に仏面を配して11面なのだそう。

本堂(観音堂)全身総開帳。ポストカードより↓

 

こちらの寺は鎌倉幕府創建より450年さかのぼる聖武天皇治世の736年に開創した、鎌倉有数の古刹。

本堂(観音堂)

梵鐘は文永元年(1264)鋳造の銘を持つ、

鎌倉でも3番目に古い作例となる。

昭和28年に国の重要文化財。

百日紅(ヒャクジツコウ)(✿◠‿◠)さるすべり花満開が目を引いた。

猿滑(サルスベリ)の花

アジア原産:ミソハギ科・サルスベリ属

寺伝によれば八臂(はっぴ)の弁財天像は通常非公開。
このご本尊に代わり、堂内には「福徳弁才天」が祀られ、広くご利益をお授けされている。

守護する八臂姿の弁財天は、8本の手にどのような武器を持っているのか。

(☆▽☆)持ち物は、弓,箭,刀、さく(矛)、斧、長杵、鉄輪、羂索けんじゃくなのだそう。

 

ピンク薔薇弁天様は音楽・弁才・財福の神様。

この名はヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティが、仏教に取り込まれた呼び名。

神仏習合によって神道にも取り込まれ、

様々な日本的変容を遂げたそう。

赤薔薇長谷寺には弘法大師参籠の地と伝わる弁天窟があり、

窟内壁面には弁財天さま。

弁財天さまに紫陽花を捧ぐ花束

 

 

睡蓮

 

苔を食む錦鯉

 

ししおどしをどうぞ流れ星心落ち着く和の音。穏やかな気持ちになりました虹

本堂より望む、

相模湾の水平線(. ❛ ᴗ ❛.)海は青かった

 

インド原産で、蓮ハス科ハス属の耐寒性落葉多年草の水生植物。

花が終わった花托(かたく)も素敵。

花言葉は「清らかな心」

鎌倉・長谷寺の山門。

大きな 「赤い提灯」と「門かぶりの松」

 

こちらは2021年:本尊「十一面観世音菩薩」造立1300年を記念し、

鎌倉の長谷寺山門の提灯が金色になった時の写真。

 

 

こちらの寺では、一年を締めくくる観音様のご縁日に観音御足参り。

12月18日は年に一度、観音堂内陣に立ち入ることが

許され、御本尊の巨大な足に直接触れてご縁を

深めることができるそう。

こちらは、銘文によれば市内の誓願寺(現廃寺)の本尊であったそう(●'◡'●)

この寺の阿弥陀如来坐像は、鎌倉幕府初代将軍である源頼朝が厄除けのために建立したもの。

その伝承に因み「厄除阿弥陀」と呼ぶそう。

(. ❛ ᴗ ❛.)拝見すると、邪気が払われる様な、安心・安定する気氣が漂っていました。

「落ち着きなされ」と言われているような(★‿★)

ご本尊であったと知った時、ああっーーなるほどーーと思ったクローバー

 

来山者の心を和ませるために安置された(❁´◡`❁)

一緒に写真を撮ることもできる、人気の撮影スポット。

なごみ地蔵さま

本堂・見晴らし台より

相模湾と三浦半島。

海は青くコバルトブルー⛵遠くにヨット多し。

明日も良き一日でありますように(❤️ ω ❤️)