何とか受ける権利をもらった
ダメだと思っていたから奇跡の受験
ピアノの試験は11:00から
約1時間後
ガイダンスを見せてくれた方が
「落ち着いて。頑張ってくださいね」
と声をかけてくれた
結局、オロオロしたまま本番を迎える
試験官に呼ばれ5人で部屋を移動。試験の部屋の前で座る
左隣りは若いお姉さん
「緊張しますね」
と声を掛け合う
右隣りは30代後半くらいの方。
「お互い頑張りましょう」
と言ってくださる
やっぱり保育士になろうって人はいい人ばかりだなぁ
とうとう試験官に促され部屋に入る
大きな声で笑顔で
「失礼します」
中にはグランドピアノがあり、試験官が2人並んでいる
「荷物を置いて受験票を持ってきてください」
「名前を言ってください」
「受験票を荷物のところに置いてください」
「それでは座って始めてください」
まるで能面のような顔の試験官
何か怒ってます？ってくらいの渋い顔に緊張がピークになる
「よろしくお願いします」
ここでも笑顔で大きな声で
今まで家の電子ピアノで練習していたため、大きなピアノに一瞬どこが主旋律のドかわからなくなる
楽譜を置いて指を置く
どんぐりころころはなんとかクリア
バスごっこは途中間違えた
そこから真っ白に
とにかく歌だけ歌って伴奏もクソもない
グダグダになり、最後の「ご一緒に」のドがレになり、弾き直してしまった
おわた…
あんなに練習して、スラスラ弾けていたのにダメだった
せっかく間に合ったのに、また半年ドキドキ・鬱々と毎日を過ごさなければならないのかと思うと気が遠くなった
言語は1時間後
こちらの方が自信ない
これこそ白くなりそうで、そうなったら補えるかとドキドキする
ま、どうせピアノ落ちたから来年の練習と思えばいいなと開き直る
言語は入ると正面に試験官2人が座っている
その前に生徒に見立てたボックスが2つ。子どもの絵が書いてある
試験官の正面に椅子があってそこに座るよう、ピアノの時と同じ流れで言われる
こちらも笑顔で大きな声で挨拶して座る
そしてまた同じように能面顔
でも、さっきの能面を経験しているので今度はさらに緊張することはなかった
「始めます、いいですか？」
ストップウォッチを押す音がして素話の始まり
こちらはほぼつかえることもなく上手くできた
と思ったら「おしまい」と言ってからなかなかストップウォッチが止まらない
え？やだ、こんなに早く終わっちゃったわ
体感的に20秒はあったと思う
こちらもﾁｰﾝだ
あぁ、何だかドラマかマンガのような出来事だった
これから試験受ける方、試験会場に行く前に何度もルートを確認してください
試験の時、試験官の顔が怒っているようでもドギマギせず落ち着いて
周りの同じように試験受ける方はみんな仲間です。お互い「頑張ろうね」と思っています。力にしましょう
と、来年の夏受けるであろう私にも言ってみた
昨日保育園で先生方に「どうだった？」と聞かれ「ﾁｰﾝ」と言うと「これも人生勉強」「まだ結果わからんやん」「緊張するわ、そりゃ」いっぱい言葉をもらった
結果は1月11日から
期待はしてない
また練習始めよ
55歳の挑戦はまだまだ続く