最近 エッセイ本の読書に はまっている ダヤンですが、
あれこれ 読んでいるうちに
だいたーい 好きな作者さんが 決まってきました。
でもでもでもでも ですね、
その作者さんでも ちょっと 昔の エッセイが
面白いんです。
いや、最近のも 好きなんですけどね、
なんだか キレ が 違うんですよ。
で、読んでいて なるほど と なったのが、
最近は 書いた文章にたいして なにかと クレームが
きたりして、それにたいして 出版社側からも
いろいろ 規制が くるみたいなんですね。
つまり 最近 昔のように
好きなように 書けなくなってるみたい。
あー・・・なんか 残念。
煽ったり 誹謗中傷だったり の 類では ないんですよ。
例えば・・・・
手仕事の手芸展みたいな 催し事に 行った話で、
「平日昼間なのに たくさんの おばさまで 大盛況だった。」
って 感じの 文章に
私も そういう催しに行くが、おばさま ではない。失礼だ。
・・・と クレームが くるとか・・・。
で、(おばさま)という 単語を 直せ、って なるわけ。
・・・・ええええええええ・・・。
そこ おばさま で ないと、
その催し会場の 雰囲気が わからないじゃん・・・。
ほら わいわい あーでもないこーでもないと
かしましく 仲間内で おしゃべりしながら
ちょっと おしゃれして この後 ランチしてきましょー、とか
楽しそうな パワフルな おばさまたち で
大盛況な 会場 って なると・・・
あぁ・・あれね、って わかるじゃないですか。(笑)
だから それが
「平日昼間なのに たくさんの お客さんで 大盛況だった。」
だと ちょっと 印象 ぼやけるじゃん。
だから なんとなく 昔に比べ キレなく感じたのね。
なんだか そういう ちょっと あれ? というか
本末店頭では? みたいなこと 多くなってきて、
そーなると 懐かしい 星新一さんの ショートショートが
思い出されます。
子どもの頃 えーっ なんで そーなっちゃうのー って
笑って 読んでいたけど、現実に なってて
とっても 不思議な 気持ちです。
星さんも もし 今 こういう ショートショート を
書こうとしたら、
これでは AI産業の 誹謗にあたる、とか
ロボットに対して 差別的表現に あたる とか
クレームが きたりしてね。
まだ 未知だった頃 危惧されていた事柄なのに
そのまま 現実に なっちゃってるのが
今 読み返すと ホラーより 背筋が寒くなります。
おばちゃん で 大盛況 なのも 現実なのよ。
ちゃんと 文章を 読まないといけないな、と
しみじみ 思いました。