SOTUS ~第14話③~ | 海に焦がれて

海に焦がれて

タイの沼にずぶずぶにはまりまして、最近では台湾・中国のドラマにもはまっております。同じような経験をしているみなさんと交流を持てたら良いなと思っています。

みなさん、こんにちは爆  笑

สวัสดีครับทุกคน

Hello everyone.

大家好。

 

 

 

さてそれでは

 

ここからは本編のお話をしたいと思います。

未視聴の方は、ドラマの内容に触れますので

ここから先はストップパー気づき

で、お願いしますグッ

 

 

 

 

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一緒に盛り上がれるという方

GOしましょう車

 

 

 

 

場面はコングポップの部屋へ。

普段着のアーティット先輩が、コングポップの勉強机の近くをうろうろしています。

写真立てを手に取ると、ふわりと頬が緩みます。

コングポップが買ってきた食べ物を二人で食べることに

 

「なぁ、コングポップ。聞いてもいいか

 お前が工学部で勉強をしたくなかったら、それは誰にも止められない。

 なんで他の学部に行かないんだ?

 お前ならどこでも行けるだろう」

 

アーティット先輩の質問に、コングポップは食べようとしている手を止めます。

 

アーティット先輩・・・・覚えてないんですか?」

 

コングポップの問いに、はてなな表情のアーティット先輩

 

 

 

 

 

回想シーン

 

 

「母さん、自分で帰れるよ。工場の仕事で忙しいでしょう。

 終わったら電話するから」

 

コングポップは携帯電話で母親と話をしながら歩いています。

通話を切り、その場に立ち尽くすコングポップ

試験会場を探していると、Mと出会います。

 

「お前、経済学部じゃなかったの?」

 

と聞かれ

 

「家業を継ぐのに、工学部の方がいいんだ」

 

と答えるコングポップ

 

「よく考えろよ。大学生活は長いから」

 

というMに、戸惑うコングポップ

首を振り意思を通したとき、面接室への案内が聴こえてきます。

トイレに行きたいから先に行ってくれとMに言います。

中庭で試験の書類の入っている封筒を見つめているコングポップ

 

「そこの君!!面接試験か?

 そんな暗い顔してるなよ。

 面接試験の質問なんて、俺の時には”ペットを飼っているか?”って。

 面接官にゴールデンレトリバーを飼っていると答えたら、さらにこう聞かれた。

 ”その犬の名前は?””グッピーです子どもの時にグッピーを飼ってて。ある日、その犬が水槽に頭を突っ込んでグッピーを食っちゃったんです”って。その面接官は大笑いして”合格、外で待ってて"ってさ・・・・・・・簡単でしょ?」

 

さらりと話すアーティット先輩に頷くコングポップ

 

「面接試験なんて怖がらなくていい。ここで勉強するという意思表示みたいなものだから。

 入試に合格したらそれで終了。」

 

少しだけ考えた後、コングポップは「質問良いですか?」と尋ねます。

 

「どうして工学部を選んだんですか?」

 

その質問に、アーティット先輩は少しだけ考えます。

 

「ん~・・・・・・ここに合格したからかな。

 どこを受けようか悩んでいた時に、適当に選んでいたんだ。

 どこで何を勉強しても同じだと思ったし。」

 

「工学部が好きじゃないんですか?」

 

コングポップが質問します。

 

「そういうわけじゃないけど・・・・。

 入学当初は確かに大変で、辞めたいときもあった。

 でもそのうち慣れてきて、個々の雰囲気も好きでさ。

 

コングポップは、アーティット先輩の言葉を静かに聞いています。

 

「まぁ、大学の雰囲気や学部の雰囲気とか。

 先生、友達、先輩や後輩も居心地が良いんだ。

 うまく言えないけど

 家にいるみたいな感じ・・・

 それに気づいたんだ。

 どこで何を勉強しようと同じじゃないんだって

 それぞれ違う良さがあるだろうし、ちゃんと選んだ方がいい」

 

アーティット先輩は真っすぐにコングポップを見つめます。

こんな風に、自分の意見を言えるアーティット先輩は素敵ですね。

 

「僕が工学部に入学するのは、正しい選択でしょうか」

 

コングポップは尋ねます。

アーティット先輩は少しだけ考えた後、

 

「それは、分からない。

 勉強してみたら好きじゃないって思うかも

 将来なんて誰にもわからない。

 でも俺は、選びなおせたとしてもここを選ぶと思う。

 ここが好きだから」

 

そこでアーティット先輩の携帯が鳴ります。

電話の相手はノット先輩

タム先輩が来てると言われ、慌てるアーティット先輩

 

「悪いけど、行かなきゃ。

 甘いものでも飲んで、スッキリするよ」

 

そういうと、アーティット先輩は持っていた飲み物をコングポップに渡します。

 

「ありがとうございました」

 

コングポップは立ち去ろうとするアーティット先輩にお礼を言います

 

「礼なんていいよ。入学したら後輩になるんだから

 前もって歓迎するよ」

 

そう言ってアーティット先輩はコングポップの肩を軽く叩いて去っていきます。

笑顔になるコングポップ

アーティット先輩からもらった飲み物をひと口の観ます。

もちろんOISHIドリンク

面接の会場へと向かうと、Mコングを迎え入れます。

 

「逃げたのかと思った」

 

Mに言われるコングポップ

 

「逃げたりしないよ。ここで勉強するって決めたから」

 

そういうコングポップの驚きを隠せないM

 

「ここを・・・・好きになれそうだから」

 

そういうコングポップに、M「それは良かった」と受け入れます。

 

 

 

 

 

場面は現在へ。

 

「半熟目玉焼きが好きですね」

 

コングポップは優しくアーティット先輩に語り掛けます。

 

「うん・・・」

 

そう言いながら、アーティット先輩はお弁当を軽くつついています。

2人だけのゆったりとした時間

 

「なぜ、今まで言わなかった?」

 

そう尋ねるアーティット先輩に

 

「聞かれなかったから

 僕にここを選ばせたのは先輩ですからね」

 

と答えるコングポップ

 

「そうなんだ。

 全く覚えてなかったなぁ。前にも会っていたなんて。」

 

笑うアーティット先輩に

 

「運命なんですよ」

 

とさらりと言うコングポップ

愛の言葉が飛び交うわけでもなく、スキンシップがあったりするわけではないのに、

この穏やかな時間がとても愛おしくて、優しくなれます。

2人の醸し出す雰囲気が、そう感じさせてくれるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

これで14話はおしまいです。

 

読んでくださってありがとうございました。