本の整理と備忘録 | ஐ La vie ‪ஐ‬ 〜❁*.゚ありがとう♡だいすき.゚*❁〜

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ஐLa vie‪ஐ‬とはフランス語で命・人生 の意味です。

✧*。この世界で出逢ってくれて、ありがとう大好きだよ✧*

日々の“ありがとう”と“”大好き”を綴るブログです。

記録する機会のないままだった本の

整理の為の記録です。


読書スタイルが基本並行読み


じっくり読む本や集中して読む本&さらりと読める本やちょこちょこ読みで大丈夫な本


を常時2〜3さつ身近に置いているスタイルです📖📕

ちょこちょこ読みで読み終わった本が溜まってしまいました。






こちらは星野源さんの

「いのちの車窓から」


こちらで「よみがえる変態」も紹介しています。

✩.*˚


星野源さんの本

「いのちの車窓から」は大学生の息子達にもいいよ〜面白いよ〜とおすすめしました(*^^*)


以下、「逃げるは恥だが役に立つ」のドラマの収録が佳境に入っている頃に書かれた部分より1部抜粋


〜10だいから20代にかけて、いつも「ひとりぼっち」だと思っていた。その度に悲しい気持ちになり、周りにたくさんの人がいたにもかかわらず、心はひねくれた。変な理想を掲げ、現実を見ることができず、幸せを感じないように自分を追い込んでいた。〜そのままの自分を認められない、偽らずにいられない、誰かに馬鹿にされる前に自分で自分のことを悪くいい、「分かっていますよ」と傷つかないようにバリアを張った。情けない。そんなことをしていたら、実際にこの上なく幸せな人生だったとしても、幸せな気持ちになんて一生なれないのに。

今はそんなことは全く思わなくなった。

幸福でありながらもハングリーな表現ができる人が本物だと思うようになり、自分の心に偽りなく好き嫌いを感じられるようになり、嫌いなものの話はなるべく心の中だけにとどめ、極力口にしないようになり、誰かに馬鹿にされたら、「そうですか」と笑いながら、心の中でただ普通に傷つくようになった。

それが正常、人間こうあるべきだなんて言うつもりは無い。

自分の性格や環境上、この状態が一番生きることを楽しく感じられるというだけだ。

正解は世界中、生きる人の数だけあるのだとおもう。

自分はひとりではない。しかしずっとひとりだ。

いつの間にかひとりであるということが大前提となっていて、特に意識もしなくなった。

すると、誰かが手を差し伸べてくれた時、優しくしてくれた時、助言をくれた時、そばにいてくれた時、ひとりではないと思えた時の記憶だけが増えていくようになった。

人生のひとりではない瞬間を中心にクローズアップできるようになった。

いのちの車窓は、様々な方向にある。

現実は一つだけれど、どの窓から世界を見るかで命の行き方は変わっていくだろう。

より良い方向を見よう、なんて説教くさい言葉だけれど、それをやり続けるのは難しい。

前向きに生きることは、本当に難しい。

予想もしなかったような楽しくて嬉しい終着駅にたどり着けるように、より良い窓を覗いていきたい。

それは現実逃避ではなく、現実を現実的に乗り越えていく為の、工夫と知恵ではないかと思う。

電車が動き出し、よーいスタートと声がきる。

車窓をみると、愚天である空のはるか遠くに、雲の切れ目がぽっかりと空いていた。

クローズアップした僕の目の中には、見違えるような青空が見える。







「パンとスープとネコ日和」群ようこ
長年勤めていた出版社を辞め、母がやっていた食堂を改装し再オープンすることにしたアキコの物語。ネコのタロとたった1人の社員であるしまちゃんを軸に物語は進んでいきます。
日々を模索しながら進んでいく描写
周りから見ればなんでもない日常こそが「生きること」
優しい気持ちになれます。


「友達は無駄である」佐野洋子

佐野洋子節が効いている
友達は無駄である という言葉を題名に持ってきたのは 独特な佐野洋子さんらしさです。
時にくだらない、めんどくさい それでも 佐野洋子さんの「無駄である」には幾万の愛がこもっています。
あけっぴろげな佐野洋子さんには、いわばいくつになっても子供のように罵りあいながらも 時を経て付き合ってゆけた友人がいたのです。
佐野洋子にしてその友あり。
とても羨ましく思いました。
無駄は宝物(*^^*)




「こちらあみ子」今村夏子

この本には「こちらあみ子」「ピクニック」「チズさん」の3つのおはなしがはいっています。
この本を読んで勇気が湧いてくるという書評がありましたが私にはそう感じられませんでした。
ただただ、その主人公を通した現実が描写されているのですが、それは、ちょっと変わった子(ちょっと知能指数が低めだったり)の世界を想像したり、感じたりしたら 感じられる世界でした。
私にとっては 重かったなー


「猫と海鞘」群ようこ


海鞘ってホヤと読むのですね。
群ようこさんのエッセイ集。
昔のものなので時代を感じるけれど、軽く読める本。くすりと笑える。いつの時代も面白おかしく逞しいおばちゃん的要素
おばちゃん的パワーって無敵かも〜


「私はあなたの記憶のなかに」角田光代

8つの物語がはいっています。
どれも記憶のもやの中から立ち上るように
薄い霧がかかったように感じる。

角田光代さんは、脳の奥を刺激する書き手なのかもしれないなぁと感じました。

感想になっていないけど、読んでて時空酔い?みたいな感じで浮遊感を覚えました。

そして、読み終わると不思議と記憶に残ってない。


「私は、看取り士 わがままな最期を支えます
柴田久美子 

看取り士という職業があることをネットで知り、本を読みました。
まだまだ広く知られてはいず、課題も感じられますが、愛する家族の最期に立ち会う時の家族のサポートのための役目です。

この看取りの方法のなかに
最期のその方を 後ろから抱きしめるように包む方法が紹介されていました。
もしも時を遡って 母の最期に戻れるならと思いました。
病院との兼ね合いもあり、望む最期を希望することさえ難しい事の方が多い現代ですが、看取り士さんは病院に交渉し、患者の希望を伝えることもお仕事のようです。
柴田久美子さんの看取り士協会
ネットで調べると資格のとり方などもでてきます。


「ビロウな話で恐縮です日記」三浦しをん

三浦しをんさんのエッセイ集
素敵な小説を思い浮かべてこの本を読むと
ギャップにずっこけます(笑)

三浦しをんさんて面白い。BL好き、オタク花盛り。日々の徒然日記風です。
ビロウ、、、尾籠とは
     猥褻や不潔であるために人前で口にするのがはばかられること

ううん    しかり。。。(;´∀`)・・

以上 備忘録でした📚📚