カルロス・ルイス・サフォンの
「天使のゲーム」上下 。
天使のゲームは「風の影」四部作の2作目
内容は風の影より15年以上前に遡ります。
「風の影」(上下)の続編
↓(「風の影」はこちらで紹介しています)
2作目「天使のゲーム」は
ダニエル(風の影の主人公)に繋がる登場人物達が主人公となり
1作目の影を再びうかびあがらせます。
気がつくといつの間にか、バルセルナの霧の中に
するりと入り込んで
自分も忘れられた本の墓場の迷宮の前に立っている。
「風の影」よりゴシックホラー的な要素が強くなったけれど、(ちょっと戸惑いましたがそれはそれで面白い)お話に飲み込まれて読み進みました。
そして、3作目「天国の囚人」。
フェルミンのセリフがいい♡
完結編の翻訳が待たれます!
そうそう、風の影シリーズはスペインの歴史も知ることができます。
暗いのに明るい
救いはどんな時代にも明かりを灯し、
灯した明かりを信じようとする人の心に宿るのだと思います。
文学的には私の中での1番は「風の影」でした!
そして、「天国の囚人」
完結編!読みたいです!