ただ今、名古屋で開催中のこちら、前回に続けて覚書行きます。
今展覧会、2枚看板
のもう1点がこちら、アングルの作品。
待てよ、これってどこかで一度見てる筈・・。![]()
それがオルセー収蔵のこちら。
聖餅(ホスティア)の聖母1854
印象派の宝庫オルセー美術館には、それよりも
少々古いジャンルに属する新古典派の雄、
アングルの作品も少なからず展示されています。
オルセーのアングル、ご参考までに大好きなこの1点を。
泉 1820
因みに、我々的にはアングルと言えばすなわちこの少女。
我々夫婦揃って、凄~くご執心
なのでした。
ただし、彼女かなりの売れっ子で、オルセーに行くものの
いつも世界行脚中にて、ただの一度しか拝めていません。![]()
閑話休題。
さて両絵画のタイトル“聖杯”やら“聖餅”とは何か。
どちらもカトリック世界の重要ツールで、
その杯にはイエス様の血であるワインをたたえ、
聖餅(ウエハースのような物らしい。)をイエス様の
体の実体と信じて、信者が口にするのだとか。
特に聖餅に馴染が無く少し画像をお借りしますと。
両絵画共に寸分違わず描かれた聖なるツールと
聖母のお約束、青衣を纏ったマリア様。
宗教絵画ならでは、あれこれ寓意がこめられて
謎解きも又楽し。
では、この二つの絵のどこかに違いがあるのか![]()
それは背景に。
“聖杯の聖母”の背後にひっそりうっそり御座るのは
絵を依頼したロシア皇帝の守護聖人だそうで。![]()
この作品には後日談があって、
ロシアに渡る前にパリで展示され絶賛
されてみると、
ロシアに運ばれてしまった事が、いかにも残念
なアングル。
そこで、同じ構図で4点を描き、
かくて
2点はアメリカ、2点はフランス、
オルセー美そしてバイヨンヌのボナ美術館へと。![]()
アングル描く新古典派絵画、それまでの
放埓さ満々なロココ趣味から一転、
いにしえの古典に回帰した、生硬さが
と~っても良いわ~。
でも、古典派ほどには教条的ではなく、どこか
人肌の温みをアングルに探すのかもしれません。(*^.^*)
続いてもう1回、他の作品について書き留めます。














わはは・・




・・ん・・。













してみました。









