いよいよホームゲームは残り5試合。プレーオフ圏にいないジェフとしては、一つも落とせない試合が続きます。
前節は、台風の影響の中、周囲の協力やチーム一体となっての遠征が功を奏して勝利しました。夏の疲れを回復したかのような小森の活躍もあり、明るい材料はあります。
クラブとしては推しメン投票とかやってましたが、結局スタジアムの外で騒いでたという感じでした。グッズこそ片っ端からなくなっていましたが、それでどうなったのかは現時点ではわかりません。
水戸さんは、きちんとした守備をやっているという印象でした。そういう意味では、先取点を取れないと苦しみそうだと思いました。
先制は小森。もう、怖いもの知らずになってきました。どこまで点を重ねられるか、自分の限界までやってもらいたいと思います。
そして2点目も小森。佐々木選手からのロングシュートを、GKがこぼしたところをきっちり決めました。3試合で6点。これぞエースです。
3点目は田中和樹。狭い所に蹴りこんでのゴールはスカッとします。美しさで言えば今日一のゴールだったと思います。
もうこのあとは、水戸さんも集中力が落ちたか、オウンゴールを誘い追加点。サッカー初心者にも分かり易く、楽しい試合にみえたと思います。
気になることは、佐々木選手がかなり傷んでいるようで途中交代。ここ何試合かは非常に安定してきたDFラインを統率し、さらにキャプテンマークをつけるようにもなり、いまや欠かすことのできない選手になりました。
DFは鈴木大輔、久保庭、谷田が怪我で長期離脱、ヨネは万全ではないのでしょう。高橋のコンバートと日高の体力頼み、シーズン中に、岡庭、小川、山越を補強、メンデスをスポットで使う形で自転車操業みたいにやってきました。最近では松田の復調でかなり助かっているところでした。
今後は、天皇杯もあり、まさに総力戦になります。二兎を追うことになりますが、どちらも捨ててはいけない試合だと思います。(二兎を追わなければならなかった、2014年のことを思い出します。山形とプレーオフと天皇杯を戦い、どちらも手にできなかったあの年です)
これまでの「忘れもの」を取り返せるか、リーグ戦は残り9試合です。