2-1のスコアで昨年に引き続き今年もちばぎんカップを掲げることができました。
ジェフの印象は、去年の最後の頃とあまり変わりませんでした。ということは、見木選手の穴を感じないということなので、キャンプで良い補強、修正ができたということになるかと思います。
ポジション取りとしては、小森選手が下がってくることがなくなりました。体力を維持する意味では、結構大事かもしれません。ただ、シュートに持ってくるタイミングが少し取りづらそうに感じました。
ドゥドゥがシーズンの最初からいる、というのは本当に心強いですし、あれだけ楽しそうにプレーしてくれると応援のし甲斐もありました。
そのほか、新入団選手を含めそれぞれの選手が、自分の役目を果たすという当たり前のことを今年もやっていくのだな、と思いました。そして、去年の経験に上乗せしてきているので、安定感が増したように感じました。
一方で、キャプテンの鈴木大輔がベンチにもいなかったのがちょっと意外でした。怪我かどうかは分かりませんが、はからずも大輔不在で守るという実戦の場となりました。
これまで大輔がいないときは佐々木が入っているという感じだったかと思いますが、今日は佐々木はベンチにも入っていない状況で、久保庭をどこまで使えるかのテストだったのかもしれません。メンデスも、昨年はあくまでサブという感じでしたが、今日はフルタイム出場。守備陣は世代交代を進めているかもしれません。
ジェフについては、昨年の経験を生かしてのマイナーチェンジというところでしたが、一方で柏さんの狙いはどうだったのでしょう?
昨年かなり苦労されたのは成績(順位)からも分かるところですが、今の時点では、個人、それも助っ人に頼りっぱなしという印象でした。正直に申し上げると、今まで見たレイソルで一番強くない(弱い、とは申し上げません)。
この印象はどこから来るのか?半分は精神的なものかもしれません。これからどんどん強くなる、まとまっていくのかもしれません。それならいいのですが、外の立場から見て、10年ほど前の環境とあまり変わっていない中でサッカーをやっていて、選手やサポーターは幸せなんだろうか?モチベーションを保ち、あげていくことができているのだろうか、と思いました。
芝は美しくよく管理されていますが、水撒き影響と思われるスリップが何回かあったと思います。ホームゴール裏は、そそり立つ席が増えましたが、バックスタンドは空席が目立ちます。トイレは、古いまま。座席(メイン)もかなりのオールド。売店はスタジアムのコンコースにはほとんどありません。駅からスタジアムの行き帰りの道は混雑し、近隣にお住まいの方はよく我慢できているなと感じます。他にも数え上げたらキリがない。こういった施設や環境の改善にむかって話(極端にいうと新スタジアム構想)が動いているのならいいのですが、今ないということはあと5年はこのままということでしょう。
レイソルの幹部は、経営者としてこのスタジアムの環境を変えていき、魅力あるスタジアム、クラブ作りを行う責任があるように思います。
話が脱線した感じですが、レイソルあってのちばぎんカップです。「日立台に行くのが楽しみで、レイソルとバッチバチの対戦をしたい」それがジェフサポの気持ちだと思います。
まだまだ、ジェフが下のカテゴリーですが、いいスタートが切れたことからも早ければ来シーズンは肩を並べたいと思っていますが、それはJ1で叶えたい話です。これからも切磋琢磨する間柄でいたいと思っています。