藤井聡太棋士が八冠を達成したそうです。タイトルを8個持っているということで良いかと思います。
このことで街のインタビューの光景がテレビで流れてましたが、だいたいがおじい世代、おばあ世代。小学生くらいの、僕も将棋やってます、みたいな男の子。そのお父さんみたいな方。これで9割以上。若い男性、いわゆるギャルは皆無です。
スポーツ選手だと、同級生とか、同じスポーツを嗜んでる方とか、同世代異性からのコメントが取り上げられることが多いと思うのですが、こういう報道で印象操作されてる気分になります。実際、将棋に若い人は関心がないのかもしれませんが、「関心ありません」というのも街のインタビューだと思うのですが・・・。
取材なので、肯定的な人からのみコメントをもらうということを仕方ないとしたときに、世の中は実はこうしたおじい・おばあの方が日本人の構成比の多くを占めているのだということに気がつかなければなりません。
要するに、日本はおじい・おばあが世の中の中心にいる、基準と考えたほうがいいのでは、と思いました。
そんなの、いやだと思うのですが、かくいう自分もその中心に近づいており、現実問題でも人口ピラミッドはそういう形ですからね。
テレビは若い人が喜ぶものを取り上げたがるけど、構成比の重心に合わせるべきだし、そもそもテレビは若い人は見なくなっているし。
食べ物もそうです。デカ盛りメガ盛りが流行ってるかのように取り上げられますが、おじい・おばあが食べられるサイズのグルメを取り上げればいいんです。大盛希望の方は、複数頼めばいいだけのこと。
世の中の基準は、少し疑ってみてもいいかもしれないな、と思っています。