大分戦の試合に先駆けて、オシムモニュメントの除幕式がありました。18時間かけて、オシムさんの奥様アシマさん、ご子息のアマルさんがフクアリへおいでになりました。日本サッカー協会の田嶋会長をはじめ、千葉市長、 杵渕正巳ボスニアヘルツェゴビナ日本大使、そしてオシムチルドレンの佐藤勇人、羽生直剛ほか、縁のあるライターさんなどたくさんの人々が見守る中、お披露目となりました。
これからは、フクアリの東ゲートの近く、等身大のオシムさんにいつでも会えることになりました。
セレモニーが進行するなか、時々目元を拭うアシマさんを見ていると、彼女にとってはジェフや日本代表監督のオシムさんではなく、夫であるオシムさんであったことを実感しました。そして、おそらく、アマルさんにとっても、父であるオシムさんがいつまでも心の中に生き続けているのだろうと思いました。
もう、アマルさんがお父さんの風貌に似てきて、こうなると兄弟かと・・・。
この二人になると、師弟だなと、思います。
スタジアムの中でもアシマさんのお話がありました。大分サポの皆様にもご清聴いただきありがとうございました。
これからも、オシムさんの教えを、ことあるごとに思い出すことでしょう。
さて、セレモニーの中でオシムさんが日本サッカーが強くなるために「日本サッカーの日本化」を目指していたことを引き継いでいくプロジェクトの紹介がありました。今回、オシムさんのモニュメントについての記事はあちこちにあるのですが、プロジェクト紹介の記事は見つかりません。
検索してみてようやく見つけましたが、うーん、今のところ単発イベントだけなのかもしれません。勇人も羽生も継続性という点で手掛けていることが中途半端になっている印象があります。今度はしっかりと息の長い活動をしてもらいたいです。
そして、6/22に書いた記事で紹介したコラムの2回目、3回目分が公開されていましたので紹介します。
オシムさんのことになると、いくらでも話ができます。オシムさんは、いろいろなものを残してくれた、それは間違いないことです。あらためて、オシムさん、ありがとうございました。