岡山戦の翌日、施設に入っている認知症の母のところへ、兄と行ってきました。まだまだコロナ対策の為、事前予約の上、応接室のようなところで15分、訪問する側はゴーグルとマスクを装着したうえで、という条件付きです。
母の日を忘れていたわけではないのですが、このような条件がありましたので、翌日の訪問となりました。
こちらのことを分からなくなっているわけではありませんが、相変わらず、話が堂々巡り。説明した先から同じ質問が出てきます。ドリフのコントみたいなものです。
いつも思うのは、このような母に24時間付き合っていただく施設の方には、頭が下がります。私も、毎日母に会っていたら、おそらくこんなに寛容では居られません。施設に入る前、母に食べさせるために小分けになった食品をスーパーで買っていましたが、その商品を見ると今でもドキッとするほどです。
15分の予定でしたが、施設の方のご厚意で30分弱話をしましたが、いざ帰ろうとすると、母は興奮してしまい、きちんとまたねと言えず、施設の方がごまかしている間に帰りました。
母のことを書き始めるとキリがないのですが、今、介護の問題で苦労している方はたくさんいると思うのですが、自分が当事者として思うのは、やはり背負いこまないこと。余裕があれば冷静に判断できますし、いろいろな情報を収集し次のことも予想ができます。
それに母の場合、明らかに施設に入ってからの方が健康的になりました。（このまま行くと、予想より長生きしそう、ゴホン・・・）
経済的な問題が今後出てくるかもしれませんが、母の財産は母のために使えばいいのですし、できるところまでやって考えたいと思います。