大雨による災害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。
千葉も午前3時頃にエリアメールが鳴り響き、飛び起きました。避難所に避難してくださいという文言があるのにもかかわらず、どこの避難所が開設されたのかわからなかったのでそのままスマホで調べたのですが、まったく開設された様子がありません。
自分の探し方が悪かったかと思い、朝になってからもう一度確認しましたが、避難所はどこにも開設されていませんでした。オオカミ少年並みのひどいメールです。
結局、千葉市内は大したこともなく、こうしたオオカミ少年メールを笑ってすませられたからよいのですが、栃木、茨城の被害はほんとうに目を覆いたくなるような状況です。堤防が決壊した様子は、東日本大震災の津波を思い出させました。
昼間は、インターネットの音声を消してNHKをモニターしていたのですが、これとあまり変わらない画像を家に帰ってから民放で見ると、とにかく実況のアナウンサーのうるさくてお節介な言葉には辟易しました。また、確かにこういう救助の様子を知ることは大事だと思いますが、救助のヘリより報道のヘリのほうが多いのではないかと思うくらい飛んでるようでそれも気になりました。たくさんのヘリの音で、救助の声が届かない心配もあります。他にもわざわざ水があふれている地域に、救助の方にくっついていって避難する方に「大丈夫ですか?」なんてインタビューしてる常識のない局もあります。
大震災の時に、様々な教訓があったはずなのに、報道の体制はまったくそれが生かされていないように思えます。
まだ、救助を待っている方もいらっしゃるとのことで、みな無事であることを祈るばかりです。