シーズン報告会 | にゃんこユナイテッド

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サッカー好き、猫好き。(当然、「犬」も好き)
バンドは、無期限休業。(はたして「やってた」と言っていいのか・・・orz)
いろんなものに手を出したがり屋の日々を綴っていきます。

ただいまコメントは承認制にさせていただいていますが、遠慮なくお書きください。

 ほんとうなら、天皇杯4回戦のことを書くのが順序なのでしょうけど、私はやっぱりこちらの方が大事な気がするので、先にまとめておきます。

 詳細は、クラブからのリリースがあるはずなので、そちらをご覧くださいね。


 400席弱の定員でしたが、多分300人居たか、居なかったか・・・。朝の早い時間、質疑応答なし、昨日はアウェイの試合、今日はこの報告会のあとにシーズン終了イベントが控えてる(意地悪な見方をすれば、イベントに絶対に行きたい人は報告会にこないだろうというクラブの思惑?)といった条件の悪さが、報告会への参加者が少なかった理由かもしれませんが、行った人間の感想として、これは絶対「報告会に行ったもん勝ち」だったと思いますよ。

 最初に、署名活動からこの会を開催するに至った経緯を、署名を主宰した浜田さんを紹介しながら説明がありました。私は、「署名しても・・・モヤモヤ派」で、署名簿を持ってる人に逢えばするつもりができなかったということもあり、そして結果的にはしなくてよかったという結論に至ってしまったので、なんともいいようがないのですが、ダメでもやることは大事だということには賛同できます。話が前後してしまいますが、この方々の活動がなければ、今日の「行ったもん勝ち」はなかったわけで、今更ですが、ありがとうございましたと頭を下げさせていただきます。


 従来の「クラブの形式的な説明」というよりは、幾分拙い印象さえする島田社長の説明でしたが、内容はよく整理されていました。

 「今まで、クラブビジョンはあったかもしれないが、『チームビジョン』があいまいだった。それはイコール、ジェフのサッカーは何を目指していくのかということのあいまいさだった」(と私が受け取った意味ですけど・・・)素人の私でもうなずける内容でした。

 「オシムさんのサッカーはオシムさんにしかできないことだけれど、理想とかイメージは、一番ジェフが輝いていたその時期のサッカーであって、『ボールをつなぐ』、『人もボールも動くサッカー』がジェフのサッカーであり、ジェフの目指すサッカーだ」と、はじめて言い切ってくれたと思っています。

 新監督の「木山さん(この席でオフィシャルより先にきちんと紹介してくれたところにも、いい印象を持ちました)は、このサッカーをできる」という判断と、これから強化を担当する、神戸さん、朴さん、斉藤さん、そして小林取締役が、体制の検討やOB・人脈をフルに利用しての選手補強等の検討、交渉に当たるそうです。


 今シーズンの反省の説明は、予想していたような内容ではありましたが、その言葉をクラブの関係者の口からきくと「甘く見ていた」以外の何ものでもないという、絶望的な気持ちにもなりましたが、その事実に目を背けていなかったこと、そしていままで寡黙な印象の強かった小林取締役があれだけイキイキとお話をされてるのをみてクラブは今度こそ本気、全力で物事にあたるつもりなのだなという意気込みは感じました。(「目の上のたんこぶがとれた?」と感じたのは、内緒(苦笑))


 そして、最近、シーチケ勧誘のセールス電話を選手がしているという話について説明があり、これについては選手のほうからの申し出で、行っているとのこと。選手の本分は、練習することというフロントの考えもあったそうですが、選手から是非お手伝いしたいということで一部の選手が行っているようです。選手も、チーム事情の厳しさをよくわかっているようであり、クラブも金銭面で妥協する補強等はしないようにがんばるとのことです。


 ただ、サポーターから壇上に張られたチームフラッグのしわについて、注意があった(以前もこの注意はあったのですよね・・・、喉元過ぎれば・・・ってやつでしょうか・・・)のですが、やはりまだまだ気は緩められません。指摘された方は、「クラブの甘さの象徴」という言葉を使っていらっしゃたのですが、私も会場に入ってまず目に付いて大変気になりました。

 クラブの本気度はどのくらいなのか、実現度はどのくらいなのか、そこはまだはっきりはしていませんが、現実を把握できただけでも、来季への一歩が踏み出せたなという感想を持った今日の報告会でした。