日常の朝の散歩。
天気の良い朝は、家からちょっとだけ離れた大きな公園へ車で行きます。
朝の5時は人も少ないし、空気も気持ちよくてお気に入りです。
野良猫が多いことをのぞいては…
とはいえ、エサをあげてる人も多く、この場所ではあまり猫にかかわってはいません。
しかし、習性といいますか、気にはなるもので、他の方が夜にエサあげている紙皿が
遊歩道に落ちていたら、その方は朝にちゃんとその紙皿を引き上げに来られるので
「今日はまだ来てないんだな。」と思って紙皿を陰に戻してみたり。
ここがその場所です。
そして、24日も同じくここを通りました。
その日はお水があって紙皿がなかったので「どうしたのかな?風でどっか飛んだか?」など
母親としゃべりながら公園をぐるっとまわり、車まで戻ろうとこの場所を通った時に
「ミィー」とか細い声が聞こえました。
母に「どっかで猫の声する!」と言っても、「聞こえへんで?」というくらい小さい小さい声。
よくよく見ると、いるじゃないですかッ
目が目ヤニでぐちょぐちょで、鼻もぐちょぐちょな小さい汚い仔猫が…
ここにいてました。
とにかく、ウチでは母親が「もうこれ以上猫は飼ったらアカン」 と、いつもギャーギャーうるさいので
気軽に保護はできません。
まず母に「どうする?」とお伺いをたてるのが一番です。
うるさいわりには可哀そうな猫を放っておける人ではないので、「捕まえたら?」と。
ここは重要です。勝手にやってはいけません。今後の生活にかかわってきます。
そして、キャリーバッグもなんもないので、お散歩バッグに入れて連れて帰ってきました。
家についてキャリーバッグに入れ替え、とりあえず暖かくしてお顔をキレイにしてあげました。
しかし、拭けども拭けども目ヤニと鼻水はどんどん奥から出てきます。
鼻で息ができず、口呼吸です。
病院が開くまでは車で待機してもらいました。
ノミやダニがいてると困るので、しばらくは待機です。
ここでも重要なのは、気になっても見に行かない!ということです。
すると、母は「ちょっと見てきたら?」と言うのです。
で、「今忙しいから見てきてあげてよ。」と母に行かせるのがコツなのです。
すると、いそいそと嬉しそうに見に行きます。
なんせ、勝手にされるのがイヤな人なので、ここは任せるのがベストなのです。
こうなったら母は情が移りますからね。
こっちはラクになります。
長年の経験上、一緒に住んでいると旦那よりも気を使わなければいけない存在が母なのです。
特に猫の保護などとなると精神上もいっぱいいっぱいになることもあるので、家族の協力は
必要なのです。