生きたい!と思う力 | ニャンパワー絶好調

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パワフルなニャンズ達をお届けします

さて、仔猫のお話ですニャー






先日病院に行きました。



メインの用事は、やまとのフィラリアのお薬をもらうためわんこ

ついでなんでこはるも連れて行ったんですが。



お薬もらうだけだったら、仕事の帰りにフイッとよって長居することもなく

病院を後にするんです。

でも、ま、ついでだし.....とこはるを連れて行ったわけで。


で、こはる連れて行くと、エコーとるわけで。


すると、入院のケージみるわけで。




小さい声がするから「仔猫やなぁ」なんて軽い気持ちで見ると、

後ろ足を引きずりながら必死で近寄ってきました。


その姿をみて「事故?」っと聞いたワタシに返ってきたのが、

「おそらく虐待やろう。」と。


事故にしては外傷がまったくないこと。

擦り傷ひとつなし。


でも立てない。

ご飯食べると顎のかみあわせが悪い。


言ったらキリがないんですが、想像するに…

投げられたか、蹴られたかで、壁かなにかにぶつけられたのか?


明らかに外部からの衝撃でこんな状態になったんじゃないか、と。



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この子は野良さんが産んだ猫。


餌やりさんが瀕死のこの子を見つけたらしいんですが、無理と判断して

ほっておいたらしい。

でもその方の娘さんが、かわいそうだ、と病院に運んで来た。


先生も生きてるのか死んでるのか、一目では分からないほど衰弱していた。


とりあえず、点滴を入れようとしても小さいので手の血管確保できず、首から

点滴を入れてる状態で、まる2日ピクリとも動かず。




そして、運んで来た方は見に来ることはなく、連絡もなく。




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さて、どうしたものか…と悩んでいたところに猫バカのワタシがウホウホ行った、と。


すると、動きのなかったこの猫が足をひきずって寄ってきた。




…なんとも、たまりませんわ涙









でもね。

かわいそう…という感情だけで猫は飼えない。




もしも下半身不随になってしまったら?

この猫ウチで飼えるの?

うちにはヤクザ猫がいてるんやで?

白血病キャリアもいてるんやで?



かわいそう…感情だけじゃ無理。

どこかで線を引かないといけない。

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泣きたくなる気持ちをおさえ、とりあえずこう言っておいた。





「ウチに来たいと思うんやったら、食べなさい。

 栄養つけて元気になって、自分の足で立ちなさい。

 そうしないと、ウチには来れないよ!」




仔猫相手に、真剣にしゃべってしもたわ。












そして、昨日仕事帰りに見てきました。




すると!!!




めっちゃ食うとるし~


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むせながら、めっちゃ食うとるで~をアピッてました。(笑)









しょうがない。

ワタシが言ったんやからな.....。



でも、約束はもう1コあったよな?


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ちょっと考えて…。















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おい~ッ 立てることまでアピッてるで(=◇=;)



って、立ててないけどな。

立とうとする努力は認めよう!










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だってさ苦笑い

とりあえず、前向きに考えよう。









まず先生に、


連れてきた方と今後の話をしてくれるよう、お願いしました。

今後飼うなら完全室内飼いで。

それが無理なら、こちらに引き渡してくれるように、と。

野良とはいえ、いざこちらで…となったら嫌がる方もいらっしゃるかもしれません。



そして、ここからが重要。

今までは治療の方向性も見えなかったでしょう。

が!しかし!

引き取るからには、必ず歩けるようにしてください!

とお願いしました。


たとえビッコを引いてもかまいません。

やぱり介護状態ではフルタイムで働くワタシは「任せてください」とは言えません。

これが正直なところです。


でも、「食べなさい、立ちなさい」と言ったワタシの言葉を実行しようとした

この猫なら、きっと歩けるでしょう。



今日からの治療費はワタシに回してくれてかまわないから、

出来るだけのことして下さい、とお願いしてきました。


ふぅ、稼ごうtomominnie









そして、事の経過を旦那に話すと、ひとこと。

今までの治療費もこっちでもつから、一切この猫に関して放棄してもらえ、と。

名前はオレが決めるだって。


えぇヤツや~><;








というわけで、まず治療を始めてもらうことにしました。

ウチには療養中のこはる、白血病キャリアのレン

やくざなメイ、おしっこOBのみゅう

バラエティにとんだ猫がいて、この先どうなるか見えませんが、

とにかく治療して歩けるようになれば、なんとかなるんじゃないかな

と思います。

後遺症などもなく、日常生活が出来れば募集をかけることも視野にいれ、

まずは体の回復からです。



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生きたい、という力に勝るものはありません。

がんばれ。










この子を虐待したヤツは許さねぇぞ!( ̄へ  ̄ 凸