■CP3からゴール(2:55)
朝になって、周りの人も だんだん活気づいてくるようで、
いままで、ゾンビの巡礼みたいになってた オエオエグループも ちょっと元気になったようで、
(おはよーーー)
心のなかで挨拶する。
7時30分 長尾の分岐まできた。
女将のでかい声が聞こえる。
はせつねのエイドには 食いもんは何もない。
飴玉のひとつあるわけではないからか
ボランティアさんは、元気のおすそわけをしてくれる。
それが、唯一のご馳走。
だけど、みんな、質問にはちゃんと答えてくれるのが素晴らしい。
わたしのように、いっさい案内も読まずに参加するふとどきものは他にいないとは思うけど、
ボランティアさんの元気な声で夜中のくらい道も明るくなりました。
感謝感謝です。
まわりのランナーともちょこっとお話したりするようになる。
みんな一晩だまって、歩いてたんだもんね~~~。
あとちょっとだねーーーー、顔あらって、冷たい水をくんで、 さて、最後の 日の出山!
たしか、10分くらいでついたような気がしたけど、あれ? 30分くらいかかりました。
鳥居に、momokoさんがいて、 また、元気をもらう。
ここからは、歩いてもゴール出来るから大丈夫。
となりのお兄さんは走れるトレイルですよ。2時間でつきます。ほんとほんと。
って言ってくれるけど、
頂上で、もさもさっと ドラヤキを食べて、 ゆいいつ持ってきた、お菓子たちを握りしめてて
さ~~~・・・・ 最後の 金毘羅尾根 を ゆるゆると歩く。
もーー、絶対 走らないゾ! なぜそこにここだわる自分?! っと思ったけど
金毘羅尾根は とっても気持ち良いトレイルで、 ここを走ってしまうのはもったいないなぁ~
いまさら、10分や30分のタイムにこだわったところで、 自己満足度はかわないもんね。
もはや、レースというよりも、 修行 が終わったという安堵感しかない。
ニヤニヤしながら、 さいご あと2kmの標識を見て、急に走りたくなる。。。
帰りたい!
かなり急なアスファルトを じわじわと走る。
応援の方が
「おかえりーー」
「おつかれーーー」
「えらかったねーーーー」
っと言ってくれる。
もう、単純にうれしさだけ あの暗闇の中ですごした、 夜はなんだったんだろ~~
すごい へらへらと 笑いながら、 さいごの1kmで momoっちにメール 「あと1kmです。」って
ぴょんぴょん と跳ねながら ゴールしました。
あれ?ゴールでまっててくれるはずの momoっちは ????
居りませんでした。
ビールをおいしそうに飲んでいた。
なんだよーー。意味ないなーーー。
トン汁をいただいて、 はせつね を終了しました。
21時間30分 ながいながい 1日 でした。
・・・・おわり・・・・