私の母の猫、かえで。
2009年10月、母と相思相愛(?)になり同居開始、以来母以外の人間のことは三歩歩けば忘れるという、飼い猫でありながら野生を重んじた猫生を送っていました(笑)
それがどこをどうしたのか、人慣れしないかえでが人間に恋をしました。それは私の夫、トンネルマンだったのです!←あらすじ終わり
その時の記事はこちら→恋した猫
ところが先日訪問した際、突然母が私にこう漏らしてきたのです。(ちなみに母はトンネルを名前や愛称で呼んでます。私のブログを読んだことない母は、間違ってもトンネルとは言いませんww)
以前、大好きだった人に苛められ、態度が豹変してしまった猫の話を知っているので、心配した母はこう言ったのだと思います。が、夫を疑われた私は正直いい気持ちはしませんでした。
トンネルマンは口数すら少ないですが、そんな裏表がある人でないことは、私がよく知っています。
『トンネルはそんなことする人じゃないよ』というと、そりゃそうだと納得していましたが
とは言え、かえでの様子がいつもと違うことは誰が見ても明らかでした。
妙に怯え逃げ惑い、トンネルマンに対しての態度があからさまだったのです。
自分の可愛がる猫と娘の旦那が仲良くしている姿を見るのが何より嬉しかった母は、なにかと嘆き心配するのですが、そのたびに間に挟まれた私はイライラが頂点に達しておりました(笑)
確かにかえでは暫く会わないと記憶がリセットされてしまい、距離を縮めるのに時間が掛かる猫ですが、最近はそんなことも少なくなってきたと感じていました。
でもやっぱり様子が変なんです。
私のことは覚えているようです。なのになぜトンネルマンだけ記憶から欠落してるのか?一体何があったと言うのでしょう……。
もうこうなったら、また一から覚えてもらうしかない!
かえでは自分がゴハンを食べるところを見てくれた人に親愛の情を示すような所があるので、トンネルマンにかえでのゴハンシーンを見てもらうことにしました。
ここまでは順調、あとはかえでが認めてくれるだけです。
しかしかえではゴハンを食べず、じっとトンネルマンを眺めています。
ダメなのか?本当に知らないうちにかえでを傷付けてしまっていたのか……?不安がよぎったその時!
かえでの表情が一変!どんよりした曇り空から、いきなり晴天となるように変化したのが分かりました
先程とは打って変わり、甘い声で鳴きおしりをポンポンとトンネルマンの足にタッチさせて、安心したようにゴハンを食べ出しました。
猫は視力があまり良くないと言われています。疑念を持って距離を取り眺めていたかえでが、至近距離でトンネルマンと対峙した時、改めて声や匂いで記憶を呼び覚ますことに成功したのでしょう。(トンネルは実家でもあまり口を開かないので、かえでが確認するチャンスがあまりなかったようですww)
なんとかえではヒゲフェチでした!(爆)
大好きな人にはヒゲがある……そう信じてやまないかえでのためには、剃らない選択肢もありということなのか……
自分の記憶と違う人間が無言で迫ってくるのは、ビビりなかえでにとってはさぞ恐怖であったことでしょう(爆)
なんにしても再び書き換えられてしまったかえでの記憶……。
次はどうしたものかと考えると、少なからず頭を悩ませるトンネルマンと小春なのでした(笑)
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出ました、我が家の猫シリーズ第三弾!よろしくお願いします