うちのまるさん、信じられないかも知れませんが、実は凄いパパっ子だったんです……




でも今は……あ、トンネルマンが帰ってきました!




…………。




たまに、たまーに玄関を覗くだけで決して出迎えません。普段は寝てるか、ひどい時は身を隠します。




それが地味に傷つくトンネルマン。なんで?いつから?


走馬灯のように駆けめぐる記憶のカケラを集めます……。




2011年5月、まるを保護し一緒に住み始めました。当時は社宅、帰宅ラッシュで車の出入りが激しくても、不思議とトンネルマンの車の音を聞き分けたまる。




あの音がしたらパパが帰る。そんな芸当をいつの間にか身につけて、飛んで出迎えに行きます。それはもう嬉々として。




まるのこの行動の後には必ずトンネルがドアを開ける、その確率は100%でした。


パパ大好き、まる大好きでいい関係が築けると確信したものです。




なのに、何がイケなかったんでしょう。



今現在、力を誇示したいのか名を呼ぶことが照れるのか、トンネルマンはる!』『ー!』『ずっ!』と、イントネーションが最初の一文字に込められます。呼ばれた者は萎縮してしまう言い方です。これでは猫だって怒られてる気分になってしまいます。愛しいなら愛しい感情を込めて呼ばないと、勘が鋭い猫たちにはバレます。



『ちゃんと優しく呼んでる』ですって?それは後からつけた自分だけの理由です。つまり言い訳なんです!そして猫たちから見れば
『いつも怒ってる怖い人』になってしまってるのです。


名前ってただ呼べばいいだけじゃないんです。名は人も猫も大切なものなんです!関連記事→心地いい音楽


トンネルマンはまるのことも、胡桃もすずも、本当は可愛くて仕方ないんです。でも避けられてる気がして一抹の寂しさを感じてるのは確かです。


でも、猫たちにはちゃんと猫たちの理由があるんです。だけど嫌いじゃない。その証拠に甘えてくるし、そばにいるし、構われると嬉しいと目を輝かせてる。人間の方が気付こうとしてないだけ。





もう一度、あの頃のふたりに会いたいなぁ……互いを思いやることが出来ていた、あの頃のふたりに……




だから今日も愛情込めて家族の名を呼びましょうねっカナヘイハート








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それではまたお会いしましょうペコリ~