来ました、子猫ちゃん
先方はご夫婦で子猫を連れて来てくれた。
話もそこそこに、子猫の部屋にご案内。ちっちゃいケージと極小のキャットタワーに感激してくれた
わざわざ用意してくれてありがとう、お前良かったねと子猫に話しかけるご夫婦…もう私は目から熱いものがあふれでそうになってしまう。
ちょうど2ヶ月前に拾った子猫。7月3日にゴミ捨て場に臍の緒が付いた状態で置いてあったのを見つけてしまい(生まれたのは前日の7月2日だろうとのこと)猫を飼ったことがないのに、試行錯誤で一生懸命育てた命。
ホッとする反面、手放すのは断腸の思いだろうと思うと辛い…。
まるは見知らぬ人間に恐れ、まだ子猫には気付いてないようだ。
ケージに入れると、子猫は直ぐ様ご夫婦の元に行きたくて、思いきり顔を柵に突き付け腕を伸ばし、触れて欲しくて撫でて欲しくてミャオンと泣く。まるで連れて帰ってと言ってるよう。
私はもうガマンならずに、ご夫婦が耐えているのに泣けてしまった。
すると皮切りに奥様も泣けてきてしまったらしく、おかしな空気になってしまった申し訳ない
もう一匹兄妹猫が残っているが、貰い手も見つかりそうらしい。
少し安心したが奥様が『なんか手放すのは辛いから、もううちで飼っちゃおうかとも思ってるんです』と。
是非ともそうしていただきたい。絶対子猫もそれが一番の幸せだと思う。目が開いた時に最初に見たのは、ご夫婦の顔。子猫達はこのご夫婦を親だと思っているのだから…
うちに来た子猫は、責任を持って幸せにするから安心してほしい。…まぁ、まるに全てが掛かっているのだが…
優しいご夫婦に拾われて子猫達は幸せだ。バトンはしっかりうちが受け取った。
こうして新しい家族を迎えた我が家。まるとの対面はうまくいくのでしょうか
次回『怖いおばちゃんが巻き舌で叫ぶ!!』お楽しみに!!ペコリ~