『便秘の正体』
最近、便秘に悩んでいました。
以前は毎朝出るべきものが出ていましたが、
最近は三日以上出ないこともあり、
お腹に溜まっているものがたくさんある、
という事を毎日感じています。
腸内環境はとても大切だ、という情報に、
しばしば触れることがありますし、
腸内環境を整えるための方法が、
あらゆる形で紹介されています。
そして、腸が良い状態ではないと、
脳にも与える影響があるとも言われ、
考える力を失わないためにも、
とにかく放置しておくのは良くない、
という思いにさせられます。
なので、腸内環境が整えられ、
便秘が解消されるために、
あらゆることを試してみました。
便秘薬を飲んだり、整腸剤を飲んだり、
食べ物に気をつけたりしました。
しかし、どうにもうまく行きません。
これはやはり、
病院に行くのが良いのだろうと思い、
最寄りの消化器内科を受診しました。
そこで聞いたのは、検査するまでもなく、
心配な状態ではない、という事でした。
排便のパターンは人それぞれなので、
3日出ないというくらいで異常ではなく、
排便のリズムを思い通りにしようと、
自分であれこれ操作しようとしても、
かえって腸に負担をかけるだけだ、
というのが、医者から聞いた結論でした。
腸の中を一度きれいにする、という事は、
いかにもいい事のように思えて、
自分に合った形で腸が働くためには、
余計な操作はむしろ逆効果だというのです。
つまり、便秘が問題なのではなくて、
今の状態を便秘だと、
勝手に思い込んでいた事が問題でした。
腸内環境を整えよう、という情報も、
消費者の購買意欲を煽るために、
何度も伝えられています。
今の自分では何かが足りず、
足りない何かを埋める必要がある、
という、間違った思い込みによって、
余計な悩みが生じてしまうのです。
そんな情報に踊らされず、
神様に愛されている自分であることを、
忘れずにいたい、という思いを、
便秘を通してまた新たにさせて頂きました。
腸内環境を整えることも大切ですが、
腸内環境に関わらず神様に愛されていると、
知っている事も大切です。
いつも読んでくださり、
ありがとうございます。