今日は次女のフィールドトリップの付き添いに行ってきました
小学校から徒歩30分の高校まで(私の市には高校が一つしかないので、長女も次女もそこに行きます)一緒に歩くボランティアです
3年生19人のクラスに先生が3人と、保護者が3人だから、いかにカナダの子供たちが守られているかお分かりいただけますでしょうか
先週は映画を観に行ったり、来月は水族館に遠足に行くので、保護者がボランティアをお願いされる機会は割と多いです
私が行けば子どもも喜ぶし、思い出にもなるので、仕事がないときは積極的に手を挙げるようにしています
さて、二人組で二列になって歩道を歩くので、朝、先生が子ども達を一列に並ばせている時
「Do you have a friend?」
と、個々に声掛けをしていました
【一緒に歩く】という言葉が抜けてはいるけど、こっちの人はストレートに言うよね・・
「I don't know...」と答える子を見てた私の方がどきどきしちゃったよ
日本の小学校だったら背の順か何かで、自分で友達を選ばせて歩かせるってあまりなかった気がする。
そういうの気にしない子は気にしないけど(長女)、気にする子は気にするからね(次女)。
数ヶ月前にも長女のクラスと一緒に歩いたけど、長女は一人で歩いていました
仲良しだった友達が二人も引っ越ししちゃったから、一緒に歩く子がいなかった感じ
でも本人はケロッとしてるし、人によるんだよね・・。
もちろん友達はいた方が楽しいけど、一人でも平気な子と、そうでもない子と
同じクラスのママ友によると、長女は「いつも本を読んでいる子📚」だそうです
今は自分の小説も書いているし(この前第二章まで読んでもらったけど、結構本格的)将来が楽しみだ
高校では、4つの小学校の小3・小4クラスがランダムに集まって(次女のクラスもたまたま行くことになったけど、同学年全クラスが参加できる訳ではない。これも日本なら「平等な機会を!!」とか言われそう。笑)歌のレッスンを受けました
Indigenous(先住民)のルーツを持つ先生だったので、アエアエオーみたいな母音でメロディーを奏でる歌で、あぁカナダだなぁ🇨🇦と思いました。
政府が過去の過ち(先住民迫害)を認めてから、ここ10数年くらいだろうか、Indigenousの文化を学校でも習うし、浸透しています
娘たちの小学校の名前(Qayqayt)も、1860年までこの地域に住んでいたQayqayt First Nationの人達を称えてつけられたものです
最初に高校生の合唱クラス(午前中の授業が全部歌らしい)の子たちが発声練習をリードしてくれて、その後、先生が2曲教えてくれました(先生のオリジナル曲)
みんなで合唱した後、他の小学校の小3・4のクラスの子供達が、学校で練習している歌をステージで披露してくれて、最後に高校生の合唱クラスの子達が歌ってくれました
先週はオタワへ、来年は日本で合唱フェスティバル(順位をつけないからコンクールとは言わない)に参加するそうで、すごく本格的な活動をしているみたい
高校自体は普通科なのに、自分がやりたいと思ったことはとことんやらせるのがカナダ流🇨🇦
この前も書いたけど、大学やカレッジの入試は学校生活を真面目にやっているか(内申点)で評価されるだけで共通テストとかもないので、日本とは全然スタンダードが違うんだなぁと言うのをヒシヒシと感じます
高校卒業までに、30時間のボランティアをしなきゃ卒業できないしね
合計1時間半のワークショップが終わって、歩きながらスナックを食べつつ、来た道を小学校まで戻ります
高級住宅街を通りながら帰るのだけど、次女が「あの家に住みたい!あ、やっぱりあっちの家!!」と豪邸を差しながら夢見てました
「いい仕事について、お金をしっかり稼がないとね」なんて言いながら、私も、いくらするんだろうと想像していました・・
ふと、「手入れされてないな〜人が住んでないんだろうな」と思った家に、Saleの看板が立っていたので家に帰って調べてみたら、築90年の平屋が2億5千万円だってよ!
流石に写真は載せられないけど、映画に出てくるような典型的なカナダの田舎の平屋って感じ。
まーじーでーあ り え な い
次女が指差した数々の「あの家」は一体いくらするんだろうか・・4億円くらいかな
色々と勉強になった一日でした