乙武洋匡氏へのアドバイス | ふるさとを守りたい、子供達の未来を守りたい

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日々頭に浮かんだことを語りたいと思います。

自民党が「五体不満足」の著者で作家の乙武洋匡氏の参院選への擁立見送りを決めたそうです。私は、政治家は不倫などの政治と無関係の個人的なスキャンダルがあったとしても、それは家庭内で解決すればよく、国民の利益になる政策をやってくれればそれでよいという考えなので残念にも感じますが、乙武氏の出馬が自民党への追い風となり、TPP、消費税増税、緊縮財政、移民受け入れ、労働規制緩和、国家戦略特区、農協改革などの国民の貧困化につながる悪政の推進に加担する結果には絶対になってほしくなかったので、結果的には良かったと思います。


乙武氏にはこれで諦めることなく、当事者視点でのバリアフリー政策や、教育者としての経験を生かした教育政策の実現のために、自民党の候補者ではないかたちで政界進出してほしいと思います。そこで、そのためにいくつかアドバイスをさせていただきたいと思います。


世の中には私のような考えの人ばかりではなく、不倫などのスキャンダルに強い嫌悪感を覚える人も多くいるので、妻や不倫相手との間でしっかりと問題を解決し、記者会見を開くなどして、謝罪と説明を十分に行うことが当然必要になります。


その上で、現在の政治状況を十分に理解し、多くの国民の支持を得る方法を考えなければなりません。現在の日本政治の最大の問題はTPPや消費税増税、緊縮財政、移民受け入れなどの自民党が進めている国民に重大な悪影響を与える政策を批判、阻止し、日本国民の豊かな暮らしの実現につながる真っ当な政策を提示するような野党勢力が皆無であるということです。この役割を担うことこそが、教育やバリアフリーなどの乙武氏が目指す政策の実現のための政界進出を成功させる唯一の方法です。


乙武氏はバリアフリーや教育に関しては詳しいと思いますが、現在国民の最大の関心事である経済政策や財政に関しては素人なので、経済財政政策について学ぶ必要があると思います。作家・経済評論家の三橋貴明氏や京都大学大学院教授で内閣官房参与の藤井聡氏、ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン氏、ジョセフ・スティグリッツ氏らから経済財政について学ぶことをお薦めしたいと思います。


乙武氏が代表になり、三橋貴明氏や藤井聡氏をブレーンとして政権獲得を目指す新党を立ち上げ、TPP批准断固反対、移民受け入れ断固反対、消費税の5%以下への減税または廃止、介護士や保育士の賃金大幅(月額10万円以上)アップ、診療報酬引き上げ、インフラ整備や技術開発投資拡大、南海トラフ巨大地震対策などの防災・減災対策推進、教育予算や防衛費の大幅増額などの大規模財政出動による需要創出、尖閣諸島の実効支配強化、「竹島の日」の政府主催式典開催と国際司法裁判所への単独提訴などの政策を掲げるのであれば、一国民として乙武氏の政界進出を応援したいと思います。