2016年初更新 NEWS ZERO村尾信尚キャスターの発言に反論 | ふるさとを守りたい、子供達の未来を守りたい

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遅くなりましたが、皆様新年明けましておめでとうございます。


今年も当ブログをよろしくお願いいたします。


2016年最初の記事では、嵐の櫻井翔くんも出演している1月5日放送の日本テレビNEWS ZEROでの村尾信尚キャスターの移民と日本の経済成長に関する発言に対する反論を書きたいと思います。


村尾氏は、「日本は今後、労働人口が減少するうえ、生産性の大幅な向上も期待できないため、内閣府の試算でも日本の国内総生産(GDP)の潜在成長率は0.8%と低く、政府が目標としているGDPの2~3%成長を実現するには、移民受け入れによる労働力確保は避けられない」という主旨の発言をしていましたが、これにはいくつも誤りがあるので反論したいと思います。


まず、労働力不足の下では経済成長が困難になるというのは誤りです。過去の事例を見ると、例えば日本の高度経済成長期は、実は慢性的な労働力不足の状態にありましたが、それを移民の受け入れによってではなく、企業による技術開発、設備投資、政府のインフラ整備などによる生産性向上によって乗り越えると同時に、国内の企業が人材獲得のためにこぞって賃金を引き上げていった結果、国民の生活が豊かになっていきました。


もし当時、移民受け入れによって労働力を確保した場合、労働者の実質賃金が低下し、内需の縮小によって経済成長が鈍化していたでしょう。実際、現在のヨーロッパ諸国などでは移民の増加によって、自国民と移民が雇用を奪い合うかたちになり、実質賃金の低下や失業率の上昇が問題となっており、経済成長が鈍化しています。


また、日本ではこれ以上の大幅な生産性の向上は期待できないとの見解も誤っています。かつて、東海道新幹線や東名高速、首都高速、青函トンネルなどの政府のインフラ整備や、製造業、建設業、農林水産業などの機械化により、労働生産性が飛躍的に向上したように、現代の日本においても、高速道路の未開通区間(ミッシングリンク)解消、計画中の各新幹線路線の早期整備、リニア中央新幹線の早期整備(東京-名古屋間、名古屋-大阪間の同時開通)などの政府のインフラ投資を拡大するとともに、政府の財政支援や税制優遇拡充など、官民が連携して、スーパーコンピューター、ロボット、アシストスーツ、自動運転、人工知能などの研究開発、設備投資を進めれば、将来的にも大幅な労働生産性の向上は十分期待できます。


さらに、上記と合わせて、保育や介護、建設などの資格や技能を有していながら賃金が安いために異業種で就労している人の保育、介護、建設等へ就労や、ニート、障害者、高齢者、女性、ホームレス、生活保護受給者などの就労を促進する政策をまず先に検討するべきです。


財務省やマスコミが宣伝している「財政問題」、「国の借金」なるものは真っ赤なウソであり、経常収支黒字、100%自国通貨建て国債、低金利の日本に「財政問題」は存在しません。政府が国債を発行するとともに、日銀が国債を買い入れて通貨を発行するかたちで財源を確保すれば全く問題ありません。


私のような学歴の低い者でも理解できるこのようなことを一橋大学経済学部卒業で、関西学院大学大学院の教授である村尾信尚キャスターが全く理解していないのは非常に残念です。


もし、理解していながら、歳出削減や増税を(国民をダマして)進める財務省や賃金の抑制を望む大企業、外国人労働者関連の業務拡大を望む人材派遣業界の意向にそって、自らはニュースキャスター、大学院教授という安定した職に就き、高い所得を得ながら、一般庶民の貧困化につながる移民受け入れの推進を公共の電波を使って主張しているとしたら、極めて卑劣だと思います。


ちなみに、村尾信尚氏は旧大蔵省(現財務省)出身です。


村尾氏ならびに日本テレビに対して発言の訂正を強く要求したいと思います。


本ブログの主旨にご賛同下さる方は、日本テレビに抗議の声を届けていただくとともに、twitter、Facebook、LINE等での記事の拡散をよろしくお願いいたします。