海上交通の強靭化 | ふるさとを守りたい、子供達の未来を守りたい

ふるさとを守りたい、子供達の未来を守りたい

日々頭に浮かんだことを語りたいと思います。

15日に広島県大竹市沖で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と遊漁船が衝突し、遊漁船に乗っていた2名が死亡する事故が発生したのに続いて、17日には、和歌山県沖で貨物船がシラス漁をしていた漁船の網を巻き込み、漁船2隻が転覆して2名が死亡する事故が起こるなど、日本近海では重大な海難事故が後を絶ちません。今回広島県沖で発生した海自輸送艦と遊漁船の事故に関して、マスコミでは双方の過失の有無ばかりに焦点を当てた報道が多く見られます。もちろん個別の事故の原因究明も次に同じ事故を繰り返さないために重要だと思いますが、それだけでなく、こうした事故の背景にある日本の海上交通全体が抱える構造的な問題にも目を向け、対策を提言していくような報道もマスコミは行って行くべきであると思います。しかし、レベルの低い大手マスコミ(テレビ、新聞)にこれを期待しても無理だと思うので、マスコミに代わってこのブログで書いていきたいと思います。

日本の大規模な主要な港湾やエネルギー関連施設、製造業の生産拠点などは一部の地域に集中しているため、毎日多数の船舶が狭い複雑な地形をした航路をひしめき合って通行せざるを得ない状況となっており、これが事故が多発する原因の一つとなっています。また、海運業や漁業では近年、従事者の高齢化と後継者不足が深刻化しており、これも安全上の大きな問題です。さらに、現行法で定められている船舶の航行ルールは、船舶の大きさや種類、航行している場所などに関係なく同じルールが適用されることになっていて、大型船舶は急停止をしたり急に方向を変えることが困難であるうえ、衝突を回避しょうと無理な動きをすると周辺の他の船舶などに衝突したり、浅瀬や岩礁に誤って座礁してしまう恐れがあるなどといったことが十分考慮されていないなど、現行の航行ルールには不備があると言わざるを得ません。そこで、海難事故を減らすとともに、大規模災害が発生した際の海上交通への影響を最小限に抑えるために次のような対策を実施することを提案したいと思います。


(1)多数の船舶が通航する航路・海域において、海上交通に関する航行情報提供および航行管制の業務を行う海上保安庁の海上交通センターの増設及び、既存施設の設備の更新、増強と人員の増員を進める。

(2)多数の船舶が行き交う港や海峡、内海において、それらの環境に精通することが困難な外航船や内航船の船長を補助し、船舶を安全かつ効率的に誘導する水先人の増員を進めるとともに、水先人が港域や水域を案内する「水先区」と一定の大きさ以上の船舶には水先人の乗船を義務付ける「強制水先区」の指定区域を増やし、水先人の乗船を義務付ける船舶についても対象を大幅に拡大する。

(3)自動車の「運転支援システム」や「自動運転」などの安全システムのような「船舶版安全システム」の研究開発と早期導入を進める。

(4)航行中の船舶への指導・取り締まりや事業所に対する指導・監督を強化するために、海上保安庁や水産庁の職員の増員と巡視船や漁業取締船などの増強を進める。

(5)国が先頭にたって、十分な財政支援を行うなど、海運業界や水産業界などと連携して、若手育成などの船舶乗組員の人材確保を進める。

(6)海運、漁業関係者や有識者、海上自衛隊、海上保安庁、水産庁などの意見を参考にしながら、現行の船舶航行ルールの問題点を洗い出し、船舶の大きさや航行している場所などに応じて、個別に適切な航行ルールを新たに作るなど、船舶航行ルールの改善を進める。

(7)全国の港の拡張や設備更新、改良、周辺の交通インフラ設備などを実施し港湾の分散化を進めるとともに、エネルギー関連施設、製造業の拠点などの全国への分散化などを行い、一部の航路への船舶の集中を抑制し、海難事故のリスクを減らすとともに、大規模災害発生時の代替機能を確保する。


三橋貴明氏オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ」http://m.ameba.jp/m/blogTop.do?unm=takaakimitsuhashi&guid=ON

ご賛同下さる方は政府与党に一人一人の声を届けて下さるようよろしくお願いいたします。

自民党へのご意見
自民党ホームページ意見欄

携帯用http://www.jimin.jp/m/

PC用http://www.jimin.jp/

電話03-3581-6211
首相官邸ホームページ意見欄
携帯用http://www.kantei.go.jp/mobile/index.html?sid=AER1&pid=P478

PC用http://www.kantei.go.jp/
安倍晋三 国会事務所

〒100-8981
東京都千代田区永田町2-2-1
衆議院第一議員会館602号
電話03-3508-7172
FAX03-3508-3602
メールs-abe@info.s-abe.jp

日本維新の会HP
https://j-ishin.jp/

みんなの党HP
携帯http://www.your-party.jp/m/

PChttp://www.your-party.jp/

有村治子
メールharuko@arimura.tv
礒崎 陽輔
メールisozaki-y@dune.ocn.ne.jp
井原 巧HP
http://iharatakumi.jp/index.html
宇都 隆史
メールsupporters@utotakashi.jp
鴻池 祥肇HP
http://www.kounoike-web.com/
小泉 昭男
メールinfo@koizumi-akio.com
中川 郁子HP
http://nakagawa-yuko.jp/
中谷 元HP
http://www.nakatanigen.com/
山本 幸三
メールkozo-y@sirius.ocn.ne.jp
脇 雅史
メールoffice@waki-m.jp
宮川典子
メールinfo@miyagawanoriko.net

古屋圭司
メールinfo@furuya-keiji.jp
亀井静香HP
携帯http://www.kamei-shizuka.net/m/

PChttp://www.kamei-shizuka.net/

中山成彬HP
http://nakayamanariaki.com/
中山恭子HP
http://nakayamakyoko.net/
西村眞悟
メールsakaioffice@n-shingo.com
松原仁HP
http://www.jin-m.com/

村上誠一郎HP
http://sei-murakami.jp/