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nyai’s ironic life

なぜかよく立ち止まりたくなる性格。
そんなこんなで、ここにたどり着きました

今日で実習終了。

今回の実習で涙したの、3回。
家に帰ってからも記録書きながら、泣いた。

化学療法の副作用の嘔吐と下痢で、精神的に落ち込んでる患者さんと、
どう向き合えばいいかいっぱい悩んだ。
悩んで悩んで、抜け道なくなった。

わたしにできることはなんだろうって、
患者さんにしてあげられる看護援助はいろいろやった。

もちろん根本的な解決はできないから、
そばにいることしかできなかった。
手をにぎることしかできなかった。
そばにいると、なんて声をかけたらいいかわからなくて、
病室いくの躊躇したこともあった。

嘔気によってごはんが食べられず、まったく食べてない日々のなかで
「ガリガリくんが食べたい」といって、今日食べたとき、
本当にうれしそうだった。

今日、最後の挨拶で病室に向かったら笑顔で迎えてくれた。
「慣れないことだろうに、たくさんいろんなことやってくれてありがとう。
本当によくやってくれたわね。ありがとうね」
と言ってくれた。

「ちょっと堅いところもあるけど、今時珍しい子。
私の孫みたいな年齢だけど」と。

患者さんの温かい手、にぎったら
ふと、緊張の糸が切れて、抑えられない涙を流してしまった。
そんなふうに思ってくれてたなんて、嬉しすぎて涙が止まるはずがない。

主治医の先生が、病状良くなってるって、
吐き気も下痢も止まるようになりますって言われたのって、
嬉しそうに話してくれた。

いつも、うつろいがちに天井をみている患者さんだけど、
やっぱり、生きたい。人間は生きたい生き物なんだと思う。

もう少しで死ぬかもと言われても、どこかに希望の光を探してる。
"生"にはいつくばって、生きていたい。

そう思うものなんだと思う。

その患者の「生きたい」思いに寄り添い、支えるのが看護師。
本当にすばらしい仕事だって思える。

今までの実習でいちばん無力感の多い、答えの見えない実習だった。
でも実習が終わるたびに、「ああ、看護師目指したの間違ってない」
って確認する。

それが何よりも至福のときだったりする私って
本当に幸せ者なんだと思う。