中性脂肪の基準値 | アラフィフティから気になる中性脂肪なの

アラフィフティから気になる中性脂肪なの

年齢を重ねるごとにちょっと気になる
中性脂肪について調べてアップします。

健康診断で実施される血液検査からは、
中性脂肪の自分の数値というものが判明するでしょう。


健康診断の結果の情報については、
血清脂質検査の欄に「中性脂肪」
「トリグラセライド」「TG」という名前があり、
「mg/dl」の単位が扱われています。


一体、どれくらいまでの数値であれば
問題のない値といえるでしょうか。


これに関し、日本医師会のWebページによると、
中性脂肪の基準値は30~180mg/dlと幅がありますが、
150mg/dl以上になれば高脂血症と診断されます。


また、2008年4月から厚生労働省が40歳から74歳までの
医療保険加入者に向けて行っている特定検診、
いわゆるメタボ健診についても、
150mg/dl以上の数値になると
特定保健指導の対象となるとしています。


医療現場のほとんどでも、
中性脂肪の基準値が150mg/dl未満だと正常値、
150mg/dl以上の値は要注意と設定し、
300mg/dl以上に及ぶと危険値や異常値であると決めています。


とはいっても、短期間で急激に数値が増えていたり、
中性脂肪以外にもその他の脂質値との関係で必要と判断される場合には、
150mg/dl未満であっても治療しなくてはなりません。


余談ですが、基準となる数値に関して一般常識 をもって
取り組みたいものですね。


医師から厳しい警告を受けた人だけでなく、
若干でも気掛かりな数値が見られる人も、
食事や運動などを再吟味し、
改善の為の対応策を練っていかなくてはなりません。


また、定期健診以外の場面でも機会があれば
血液検査をしてもらいましょう。


食生活の改善や運動によって正常値になっていかないという方は、
ほかの疾病が原因となっていることもあります。


自分の判断だけで数値を見るのではなく、
医師に質問をぶつけてしっかりと理解するようにしましょう。


それから、食後というのは基本的に中性脂肪値が高くなるため、
採血検査する場合は12時間以上絶食しているときに
行うということになります。