余分な油が落ちる！
というイメージをお持ちの方大勢いらっしゃるんじゃないでしょうか。
私もそうでした。
ところが実はそれが間違いだということが３月２６日放送の所さんの目がテンで明らかになりましたよ。
今回のテーマは大人気！蒸し料理の科学
蒸し料理は本当にヘルシーなのか？を徹底的に検証するという内容で
まずは蒸す事でどのくらい肉の油が落ちるのかを検証
肉を同じ形に切りそろえ１００gずつ分けます。
それぞれを蒸す、焼く、ゆでるで調理し
その後専門の機関で肉に残っている油の量を調べていました。
こちらが結果
豚バラ、牛バラ、鶏モモの３種類で実験
どの肉でも結果は同じで一番残っている油が少ないのは焼いたとき。
蒸したときとゆでた時はというと
わずかにゆでた時の方が少ないというくらいで
正直なところ両方とも大して生の状態（調理前の状態）と変わらないという事が判明。
どうしてこのような結果になるかというと
肉の脂は１５０度くらいでやっと溶け出すとの事
焼き肉のときは肉が
１５０度近くまで上昇するのに対し
蒸した時とゆでた時はともに９０度くらいまでしか上がらないのだそう。
（これでは油は溶け出しませんよね。）
焼き肉は高温なので油が落ちやすい！
ゆでるときは肉の周囲に水があるのでそこに油が溶け出すことになる。
なので蒸した時よりも油が少なくなるとの事。
ちょっとこれ衝撃の事実ですよ！
焼いた時の方が肉がべちゃっとなるので高カロリーな感じがしたのですが、
実は焼くのが一番油が抜けるなんて。。。
炭火焼のように油が下に落ちるような器具を使うのが一番ヘルシーになりそうです。
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続いてはこちら
蒸した時はどのくらい栄養が残るの？
調理のときに失われやすい栄養素といえばビタミン。
その中でも特にビタミンB郡とC郡は失われやすいそうです。
というわけでビタミンCが多く含まれる野菜を用意し
今回も先ほどと同じように蒸す、焼く、ゆでるでそれぞれ調理し
残ったビタミンC量を分析していました。
結果はこちら
なんと使う野菜によって結果が違う！
専門家によるとビタミンの損失には様々な要因がある。
野菜の種類、形、調理方法でいかようにもかわるので
蒸し料理だからビタミンCが一番残るとは言い切れないとのこと。
最後は蒸すと沢山食べられるのか？を検証
もやしわんこで調べていました。
焼く、ゆでる、蒸すでそれぞれ調理したもやしをどれだけ食べられるかを競います。
結果はこちら
おおっ！蒸したもやしが一番でした！
でもそれって個人が普段食べる量によって結果が左右されるのでは？
なので二日目は担当をかえて再実験。
それでも結果は同じ
蒸した状態が一番沢山食べられるようです。
いったいどうして？
ゆでたもやしはとにかく水分が多い！
二倍食べているような気になる。
焼いた場合はシャキシャキしているので
噛む回数が多くなる。
それが原因で満腹感をはやい段階で感じやすい。
いかがでしょう。
あまりの結果に唖然としてしまいました。
うーん
確かに蒸すというのは油で炒めるとか
揚げるとかに比べればヘルシーですけど
ダイエットに向いているかと聞かれると正直微妙？
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