こんにちわ^^
ヨガとタロットの松本典子です。
さてさて、
実はワタクシ無類の田辺聖子ファンです。
中でも、
「言い寄る」「私的生活」「苺をつぶしながら」
3部作が好きです。

あらすじ、、、
辛く切ない大失恋のあと、剛から海の見えるマンションを見せられて、つい「結婚、する!」と叫んでしまった乃里子、33歳。結婚生活はゴージャスそのもの。しかし、金持ちだが傲慢な剛の家族とも距離を置き、贅沢にも飽き、どこかヒトゴトのように感じていた。「私」の生活はどこにある?田辺恋愛小説の最高峰。
主人公は乃里子さん(のりこさん)それだけで親近感ばっちりですよ~
田辺聖子さんの小説にでてくる主人公が恋する男性がワタシのタイプです。
かっこいい二枚目はほとんど出てきません!
中肉中背で、愛嬌があって、
食べることが大好き、楽しいことが大好き。
「まあまあ」「ぼちぼち」が口癖、、、
とある友人に
「田辺聖子さんの主人公は松本さんに似ている!」
と言われてとってもうれしかったものです。
だから恋する相手もかぶっているんですねぇ~
田辺さんの小説はワタシの男性からはあんまり評判よくないです。
「なんか、べちゃっとしてる。」
らしいのですが、、、
それこそがオンナなのだと思います。
田辺さんの作品のヒロインは、
食べるもの、着るもの、などなどを
こっそり楽しむのがとっても上手だと思う。
自分が似合うもの、好きなものに囲まれていたらシアワセ。
そのモノの描写とその時のウキウキ感が細かく描写されているのが、
男性にはべちゃ~っとしてるのかな?
と思います。
男性が好むオダサクなんかは、
モノの描写は細かいんだけれど、
それについてのウキウキ感は全く触れてなくてワタシは少し物足りなかったですから、、、
3部作の乃里子さんのダンナ剛は珍しくいけすかないカンジですが、
読んだことない人はぜひ読んで下さい!
こんなふわっと感が愛される理由なんやと思いますわ^^