ヨガとタロットの松本典子です。
GWいろいろ映画を観たのですが、、、
なんだかピンとこなくって、
「そうだ!昔の作品でめっちゃ好きやったヤツについて書こう!!!」と思いつきました。
2009年 「BRACK BIRD」 ㏌シアタードラマシティ
主演 内野聖陽 伊藤歩

15年前に未成年者に対する行き過ぎた行為で有罪判決を受け、名前も住む場所も変えて人生をやり直した男レイの元へ、ある日突然、一人の女が現れる。 それは、その事件の被害者で、ずっと同じ町に暮らし、周囲から好奇の目でみられながら生きてきたウーナだった。 来訪の目的がわからず怯えるレイに、ウーナはこの15年間について、そして当時の‘こと’について話し始める。やがて明らかになるふたりの本当の関係と、意外な真実とは・・・ 少女暴行を受けた被害者の女の子が15年後、 加害者だった男をたずねる話、、、 もう、 それだけでいや~な気持ちになるでしょう? チケットは自分でとってないです。 友人に招待していただきました。 招待してくれた友人は、 「すごい後味が悪くなる作品だよ」 とのコメントでしたが、、、 ワタシはそんな作品が大好きです。 5年前に見たので、 細かい部分はほとんど覚えていないのですが、、、 「おもしろ~い!!!」 と大喜びしたのは覚えています。 (そんなテンションの人は他にはいませんでしたが、、、) 物語は伊藤歩ちゃんが内野さんを問いただすカタチで進むのですが、、、 (役名ではなく、役者名で書きます。。。) 伊藤歩ちゃんの脚がきれいすぎてびびりました!!! どうやら、 歩ちゃんは内野さんと「駆け落ち」するつもりだったとか、、、 切なかったです。 ラスト、内野さんは結婚しているとのことが明かされます。 なんと、 美少女の連れ子がいる中年女と、、、 こういう風に書くと、 「内野~、美少女ねらいか?」と勘づいてしまうのですが、、、 舞台ではわからないよ~に描かれていました。 終演後、 一緒に観た友人に、 「内野さん、ムスメ狙いで結婚したよねぇ~」 と喜々というワタシに、、、 「松本さん、それはヒドすぎる結末やで、、、」 とのツッコミをいただきました。 ワタシの望む結末はどうしようもなく、 ひどいのだそうです。。。 舞台はどこまでもフィクションです。 だからどこまでも堕ちていく人間がみたい。。。 舞台が終わって 「あぁ!あれが現実でなくてよかった!」 と胸をなでおろすような、、、 現実では、 ワタシたちは、本当にフコーになったら大変だから、 ある程度セーブして、 それほどフコーにならないように踏ん張ってるのだと思います。 それをブレーキかけずに、 ふりきった人を舞台の上でみることで、 自分の中の破滅的ななにかを浄化してくれていると思うから、、、 だからワタシはそんな作品がみたい!!! のです。 | |