こんにちは。安達です。
今年も、コンクールの課題曲発表の時期がやってきました。
目標を決めて励んでいる方も多いのではないでしょうか![]()
目標を持って頑張ることは、とても良いことですよね
私も大賛成、大応援です![]()
ただ、中にはそれが問題に感じることもしばしばあります。
基礎をすっとばして、コンクールに入賞することだけを考えている場合です。
なぜこんなことを書いているのかというと、この様な事例に遭遇することが本当に多いからです。
今までいくつもコンクールに出たりしていたけれど、ご事情があって師事されていた先生の元を離れたお子様。
レッスンをしてみると、全く音が読めないのです。これまでどう弾いていたか尋ねると、先生が弾いているのを耳コピするだけ。
このまま進めてしまうと限界はすぐにくるものです。(そして残念ながら、コンクールでも審査員にはその状態で弾いているのはわかってしまうものです)
過去にはこんなこともありました。
同じく、毎年コンクールに出ている学生さん。
からだの動きが演奏と合っておらずに不安定でした。肝心の音はと言うと、こちらもまた耳コピに近い形で、楽譜に書いている強弱や速度表記は全く知らないとのこと。
指も潰れていて、細かいパッセージで指がまわりません。
これでは練習すればするほど潰れた指が定着してしまいます。
コンクールで受賞を目指して頑張ることは私も応援したいのですが、そのせいで色々な弊害を生み、結果自分で楽譜が読めずにつまらなくなる。
これは良くないんじゃないかなと思うのです。
色々な生徒さんがいますが、コンクールに出る生徒さんたちは一生懸命頑張っているので、レッスンでは「賞!賞!っていう演奏じゃなく、素敵な曲を弾きます。聴いてくださいな」の気持ち!!!と伝えることは常にしている日々なのでした![]()