優しい 明るい 博識な お母さん
お母さんになりたくて、
不妊治療の婦人科にも通院した
体質改善のために、と
いいと思えるものを試していた
その願いが叶って、娘を授かることができた
娘が私の人生にやってきてくれたことは
本当に一番の奇跡
だから、自分の理想を詰め込んだ
いいお母さんになりたかった
娘は今、2歳9か月
未だに発語がほとんどない
お母さん
と、呼ばれたこともない
理想が次々と崩れていって、
苦しんだこともあった
今だって思う
明日、朝起きたら
娘が何事もなかったかのように
流暢に話したりしないかな
お母さん、おはよう
って、笑顔で言ったりしないかな
理想のお母さんになることを
そろそろ諦めようと思う
娘にとって「いい」お母さん
じゃなくて
娘が「この人みたいになりたい」
と思うような人になりたい
私が自分の人生を思う存分楽しむ姿を
娘が自然に見て育ってほしい
自分の信じていた、
自分の理想から離れることは
私にとってはとても勇気がいることだ
今までの考え方、生き方とは
随分変えていくことになると思う
時間もかかるやろう…
でも、人生は一度きり
これからは
自分の人生をおもしろく生きる
少しずつ、これから