私のベビ待ち期間は2014年6月~2015年4月の11か月。
せっかちな所があるので、一周期目にリセットしてしまった時すぐに「どこか悪いのかも?」と近くのクリニックへ。
(姉がPCOS、親戚(叔母)に10年の不妊治療の末子供を諦めた人がいるので自分も?と疑いました。)
結果、通院6周期目の卵管造影検査で左の卵管閉塞がわかりました。
卵管閉塞と言っても、私の場合は卵管の終わりの方で袋状に造影剤が溜まり散らない状態でした。
なので卵管というより卵管采が機能していなかったということなのかな

その後、閉塞側でない方の排卵でも妊娠にかすりもせず自然では妊娠できないんだと確信に近い思いになりました。
健康な人でも一周期の妊娠率は20%とか30%とか言われていますが、私の友人たちはみんなほぼ1回や2回で授かっているのです。だからかすりもしないのはおかしいと思ったのです。
フーナーテストが良好だから人工授精は意味ない、体外受精しかない!と思い、不妊専門の実績のあるクリニックへ行くことを決めました。
その結果、4月上旬の初診の後採卵・移殖をすぐにしてもらい、4月下旬に陽性判定を頂くことができました。
10周期の間タイミング法を排卵日を逃すことなく挑戦したのに、しっかり予定日に生理が来ました。
でもたった1回の体外受精で妊娠できたので、今までは卵子と精子の出会いすらできていなかったということなのだと思います。
卵管や卵管采が癒着・閉塞する原因は過去の開腹手術やクラミジアに感染したことなどだと言われています。
私の場合、開腹手術の経験はなく、クラミジアの過去現在の感染はどちらも陰性でした。
なぜ、卵管采がダメになってしまったんだろう。
原因追究してもどうしようもないのはわかっていますが、一生自然妊娠が望めないかもしれない状況などを考えると、やはり悩みます。
10年の不妊治療の末子供を諦めた叔母は体外に進むことなく(今から20年くらい昔の時代なので)治療を終えたそう。
もしかしたら、私と同じ原因だったんじゃないか?と思ってしまいます。
叔母も今の時代なら子供を授かれたかもしれない。
私のたった11か月の不妊期間がこれだけ辛かったのに、叔母の経験した辛さ、傷ついた気持ちは想像もつきません。
叔母は姪である私たち姉妹を小さい頃からとても可愛がってくれます。
でも私が子供の頃、一方でどんなに辛い思いを抱えていたのかと思うと涙が出ます。
想像もつかないほど苦しかったと思います。
そして私も今の時代じゃなければ子供を授かれなかったかもしれません。
話がそれましたが・・・
不妊の原因ってはっきりとわからないことも多いんですよね。
もしかしたら遺伝もあるのかもしれません。
これからもっともっと治療の技術が発達して不妊に悩む夫婦が、少しでも早く赤ちゃんを授かれるようになってほしいと切に願います。