ペタしてね

見方道アドバイザーのどいしゅうです

今日数あるブログの中から、
わたしを見つけてくださった皆さん

出会ってくださり、本当に、本当に
ありがとうございます(*^^*)

そして、いつも
ブログを読んでくださっている皆さん

今日も無事に更新することが出来ました
再びここで出会えたことに、
心から、心から、感謝申し上げます

ありがとうございます(*^^*)


江戸時代後期の浮世絵師
葛飾北斎(1760〜1849)

ゴッホなど名だたる巨匠画家にも
影響を与えた人物と知られています。

約480件という膨大な作品を展示する展覧会
「新・北斎展」に行って来ました!


場所は、東京・六本木の
森アーツセンターギャラリーです。

さすが六本木、おしゃれです!



チューリップがとてもキレイでしたニコニコ




しかし、この日は
チケットを買うまで30分、入館まで40分
人、そして人....の行列で、

合計70分待ちでした笑


でも、並んでも、待っても
鑑賞出来て良かったです✨

話は戻りますが...

今回の展示には昨年亡くなられた
永田生慈さんのご功績があります。

永田さんは、小学生のときに古本屋で見た
北斎の絵を観て感動し、北斎の研究を開始。

その永田さんが10年以上温めてきたもので、
70年に及ぶ北斎の画業を6章に分けて
紹介されています。

北斎は、改号を30回、
転居を93回もしたそうです。

改号の中で30代後半から50代前半にかけて
名乗っていた名は北斎辰政(ほくさいときまさ)。

頻繁に名を変えていたことで知られる北斎が、
初めて「北斎」とつく名を名乗ったのが
このときでした。好んで使った「師造化」
という落款。
 
「北」と「辰」で「北斗七星」を、
「師造化」は万物の創造主を表しています。

古くからの妙見信仰は密教の仏様で、
北極星又は北斗七星を象徴として
天空の中心をつかさどる仏様の「妙見菩薩」
として信仰されてきました。

北斎も妙見信仰者の一人でした。

美術の師は自然であると言った
ダ・ヴィンチ同様、北斎は自然を師と
仰いだのでした。

森羅万象を、あるがままに描く

ありのままの自然を、この瞬間切り取り描く

自然には、過去から受け継ぐ命の流れがあり、
未来へつづく命があります。

あらゆる自然が、真実であり

大自然、大宇宙は人間の計らいに関係なく
動きつづけています。

限りある命を精一杯生き切ることを、
北斎は美術を通して表現したかったのかも
しれません。




永田コレクションから多数の作品を
特別展示されて実現しました。
永田コレクションはその遺志により、
本展出品後は島根県のみでの公開となるため、
東京で観れるのは今回のみのようで
本当にラッキーでした。

見どころのひとつとなる、
アメリカ・シンシナティ美術館所蔵の
肉筆画《向日葵(ひまわり)図》は
北斎が88歳の時に描きました。

衰えを一切感じさせない北斎の熱いパワーを
感じ取ることができます。

日本公開初の作品もあり、
たいへん見ごたえがありました!