見方道アドバイザーのどいしゅうです。
今日も私のブログにご訪問くださり
誠にありがとうございます！
５月２６日にブログをはじめ、
あと３日で、６か月を迎えます
本当にありがとうございます。
昨日から
ひかりの国（あの世）のおはなしを
書き始めました。
初めての方は、こちらをお読みくださいね☆
見える世界と見えない世界
→ こちら ひろみとの再会
→ こちら
第１章（つづき）
「誰がぼくのことを信じるだろうか」
言うべきか言わないべきか、ずいぶん迷ってしまいました。
でも、またからかわれたらイヤだなと思い、
今度は黙っていようって思いました。
それは、ぼくが低学年のときの事件を思いだしたから。
図工の授業のとき、りんごの絵を描くというのがあったので
絵を描いていたら、友だちが大きな声で
「どいしゅうの絵変なの！」って言われたのです。
みんなの絵を見たら赤いりんごのまわりには
何も描いていないのに、
ぼくの絵には、赤いリンゴのまわりにブルーを塗っていた・・・
そのときはじめて知ったのです。
「みんなには見えてないのだ。野菜や果物、
食べものからひかりが出ていること」
この事件から、ぼくはしばらく
「オーラが見える子」と言われるようになり
学年でもちょっとした有名な子になったのです。
だから、今度は誰にも言わないようにしようって
決めていたのです。
友だちが
「昨日、お兄ちゃんとケンカした」
「お姉ちゃんが無視するの」
「弟と一緒にゲームをした」
という話を聞いて、けんかする相手がいたり、
小さなことでも話ができる人がいるなんて、
それだけでどんなにすばらしいことなのか。
「一人っ子のぼくの気持ちなんてわかるものか」と、
ずっと反抗していました。
いま、ぼくの横には妹がいる。何度も瞬きをして、
夢じゃないのかってほっぺを思いきりつねってみました。
「痛い！」どうやら、本当のようです。
今までのつらい気持ちが吹き飛びました。
期待していなかったから、すごくうれしかったです。
それから、ひろみは毎日現われるようになりました。
ぼくは、体が弱く体育の授業ができなかったので
見学が多かったのです。
みんなは元気だから、体育の授業をたのしんでいます。
だから、見学が自分１人のときだけという機会が
何十回もありました。
そんなぼくを見て、ひろみは横に一緒に座って
体育の見学もしてくれました。
ひろみの登場は、午後の授業から。
ぼくはどうしてか知っていました。
太陽が上がったばっかりのときはお日様のパワーが
強く明るいのでパワーが少し落ちてくる午後なら、
ぼくもひろみの姿を確認しやすいからなのです。
現われた合図は、服のそでや、教室のいすを後ろから
引っ張ってきたり。
「もうー、やめろって」「字書けなくなるやろ」
とすこしうしろを振り向いて、小さな声で話すと、
後ろの席に座っているクラスメイトが
「え、なに？何か言った？」と聞いてくるから困りました。
「あ、ごめん。ひとり言」「うんうん、ちがう何でもない」
と何十回もごまてかしました。
そのたびに友だちに「変なの」って言われてしまいました。
学校からの帰り道、
「ひろみ、今日は現れないのかな」
と一人考えながらトボトボ歩いていると
何も持っていない右手にスッと手を入れてつないで
帰ってくれました。
その感触は宝物をもらったようで、今でも心の中の
思い出として大事にとってあります。
６畳の和室で親子３人テレビを見ているときにも
現われてくれたけども両親にもこのことは話せませんでした。
お笑い番組やクイズ番組を見て
「アハハハハ、おもしろい」って大声で笑い、
野球を見ているときは
「いけいけー、がんばれー」と声援を送る
まじめなニュースを見ているときは
「お兄ちゃんこの番組でいいの？
おもしろいのに変えてもらったら？」
なんてアドバイスをしてくれるのです。
夜寝るときは、今日あった出来事
良かったこと、楽しかったこと、つらかったことを
話し合いました。
ひかりの国（あの世）のおはなしは、
第２章まで掲載し、
それ以降はアメンバーさんのみ
公開してまいります。
ぜひ読みたいという方
おはなし会を主催してくださる方
こちらの申請をお願いいたします！
※すべての申請者が承認できない場合があります
あらかじめご了承くださいませ。
どいしゅう共同主催のイベントも
よろしくお願いいたします！
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