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ニューヨークのOL

ニューヨークで働く女の日記

先週からScriabin Etude Op8-12の練習を始めた。

10数年前にLang Langがアンコールで弾いたときに初めて聴いて難しそうな曲だなあと思ったけどまさか自分が弾くことになるとは思わなかった。


http://www.youtube.com/watch?v=CCW1zp_qzQg&feature=autoplay&list=FLgtJnXUea4sbjQOKYQF9B0g&lf=mh_lolz&playnext=2


きっかけはボリスベレゾフスキーのメフィストワルツから。


http://www.youtube.com/watch?v=NaBa9q3u9H0&feature=BFa&list=FLgtJnXUea4sbjQOKYQF9B0g&lf=mh_lolz


彼のメフィストワルツがあまりにもかっこ良くてピアノの先生にこれを弾いてもいいかと聞いたらさすがに難しいようでまずは似たような派手目の曲で短いものを引くようにとアドヴァイスされた。

それで選んだのがこの曲だけど、弾いてみると意外と譜読みがしやすい。

もちろん、プロの目から見たらひどい弾き方なのだろうけど左手の音域の幅が広くてミスタッチがたくさん出そうなのにそれほど出ない。

右手と左手のリズムの拍が一緒の箇所が多くて弾きやすく憶えやすい。

ラフマニノフの譜読みと暗譜はものすごくてこずっているけど、これならあと2週間で譜読みできるかも。


ただ、手が大きくないと弾けない箇所がある。

私はドからファまでの11度が届く日本人女性にしてはわりと長い指をしているけど、この曲は左手でレのシャープから1オクターブ上のソのシャープを同時に弾かないといけない箇所が何回も出てくる。

私より指の短い人はどうやって弾いているんだろう。

私もこの箇所を引いていると11度開いたあとの次がなかなか滑らかに弾けない。

12,3度届く手だったらもっと簡単に弾けるのかな。

ロシア人ならそれくらい普通に届くのだろうか。。


そういえばラフマニノフとスクリャービンは同級生だったらしい。

あんなすごい作曲家をほとんど同時に生み出すロシアってすごい国だなあ。

彼らの曲を聴いたり弾いたりしていると行ったことがないけどなんとなくロシアの風土が思い起こされる。

一辺行ってみようかな。ちょっと怖いけど。


引き続き、ボリちゃんの音楽をたくさん聴いている私。

この2ヶ月で彼のCDを8枚も買ってしまった。

特に気に入ったのはこれ。


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ジャケットもかっこいいし、音楽も良かった。

タランテラ、メフィストワルツ、超絶技巧11番を繰り返し聴いている。


これも良かった

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ブラームスのピアノ協奏曲なんてボリちゃんのことを気に入らなければ聴くこともなかったからこれもご縁かしら。


YouTubeもたくさん聴いている。

素人の勝手な感想だけど、この人はスタジオ録音よりもライブというかコンサートの録音のほうが素晴らしい。

きっとたくさんの人に聴いてもらえればもらえるほど燃え上がるタイプのようだ。

コンサートでのテンポは崩壊寸前のぎりぎりのところまで挑戦しているように聴こえる。

たまにミスタッチもあるけど、あのテンポと勢いと豪快さだから(私は)許す。というか、少々のミスタッチも彼の豪快さの魅力のひとつに見えてしまう。


2009年のThe 29th International Piano Festival - La Roque d'Anthéronでの演奏はどれも素晴らしかったし。

これのCDがないみたいで残念。


ただ、いくつかのYouTubeではあきらかに不調のときの演奏もある。

コンサートも時々ドタキャンするようだし。大丈夫なのかな。

ヘビースモーカーだし、ギャンブル依存という話もあるし。


エフゲニーキーシンも好きで良く聴いていたけど彼の場合は音楽も私生活も優等生という感じで安心しつつも少し私には高尚過ぎた。

ボリちゃんも天才だけど、欠点も並みの人と同じようにあって人間味あふれる大きなかわいい熊ちゃんという感じ。


ボリちゃん、これからもストレスに負けずに音楽活動がんばってね。50歳になる前にNYに何回か来てね。

来たらリストの超絶技巧とメフィストワルツ、ショパンのエチュードをやってね。必ず聴きに行くから。

それと、ギャンブルはほどほどにねドキドキ


特に予定のない有給休暇を取ったので久しぶりにイーストビレッジにあるジャズクラブ、スモールズに行ってきた。

http://www.smallsjazzclub.com/indexnew.cfm


金曜日の4時からはジャムセッションとのことでプロ、セミプロ、アマチュアのミュージシャンたちがみんなでセッションしていた。

アマチュアといってもやはりニューヨークだけあってか皆さんとてもレベルが高い。

私の大学時代のジャズ研でやっていたジャムセッションとは別物だった。

聴いていてとても楽しかったし、スタンダード曲が多くて懐かしかった。


スモールズの古くて汚い感じだけど、なぜか懐かしい感じのする雰囲気がとても好きだ。



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ウェイトレスさんもモデルのようにきれい。

アマチュアのミュージシャンたちは若くてかわいい男性だし。


耳と目の保養になった。また近いうちに行ってこよう。