週イチの買い出しに行ってきました。
"週イチ"って普通だと思ってたけど少数派?
高校生の頃から(主婦業は15才からやってます) 食料の買い出しは週に何度も行くほうではありません。行くと余計な出費が増えるし、とにかく時間がなくなるから。
だから、コロナの時も特に困らなかったな。

で、被災したお店、どうなったかなと気にしてたのですが。
どこのお店も修理に進展はなく、一週間前と変わらない様子。
久しぶりに行ったお店でも、他店同様あちこちコーンが置かれ、見上げると壊れている…という、もう慣れてしまった光景。

車を走らせれば、あちこちの家で雨樋が壊れていたり、灯籠が崩れたままだったり。
陥没した道路を慎重に走りながら、すっかり適応してしまってる自分にため息ついて。


昨日も夕方に大きな余震。
それ以外にも、震度が感知されていない、震度ゼロのときでも揺れを感じることも。
ココに関しては、能登の震源の場所によって揺れが伝わりやすいことがある地盤みたい。

余震で目覚めることは少なくなってきてるけれど、2週間以上経過しても震度5弱点が発生する今回の震災。
まだまだ油断できません。


考えてた通り、日が経つことに被害の酷さが明らかになり、地獄はいつまで続くのだろう?と思わずにいられない毎日なんだけど、私自身は日常をキープしなければと躍起になってます。
テレビ視聴は復活。でも、NHKだけは見ない。なぜって、緊急地震速報が怖いから。子どもたちが絶対に嫌だと譲りません。
能登のニュースは新聞とネットニュースをメインに情報を仕入れてるけど、一番辛いのは職場で耳に入ってくる詳細な状況説明の声。
県内の被災地を見に行った、友達から聞いた、ネットで知ったなど、ありとあらゆる過酷な現状をたっぷり皆に解説してくれる方がいるのです。
見聞きしたことを喋らずにいられない…という気持ちは分かるのだけど、必死に平常心を保とうとしているのにガラガラ崩されてしまうのは拷問のよう。話すのが上手な人の説明は、仕事をしながらでも耳に入るし、脳内再現もリアル。


そんなこんなで、なかなか元に戻らない生活ではあるのだけど、空を見上げるときれいな青空。
変わることのない、青。
雪だった昨日とは真逆のいいお天気。
にゃん太郎は、この日を逃すまい!と窓辺で日向ぼっこ。
猫ってすごい。
自分に必要なことをちゃんと知ってる。
こうやってニャンコの平和な姿を見ていると、震災なんて夢だったのではないかと思えてくるから不思議。