今年もやってきました、アメリカ家族にとっては非常に大事なイベントのサンクスギビング。毎年アメリカ人の夫の家族に会ってターキーなどを食べますが、今年は母方の方の家族と過ごすためお婆さんと叔母さんのいるテキサス州ダラスへ。

 

去年は夫の両親(再婚したので正確には父親と再婚した継母)に会いにコロラドスプリングスへ行きました。今年はクリスマスでコロラドスプリングスに行くので、サンクスギビングはテキサスです。

 

叔母夫婦はとても良くしてくれて、ゆっくり滞在させてくれただけでなく、介護施設に住むお婆さんと会えるように取り計らってくれたりして助かりました。99歳とかになると、昼ごはん後は昼寝でいつも寝てしまうなど独特なスケジュールがあるため、事前にお婆さんのスケジュールに詳しい叔母夫婦の存在はとてもたすかります。割とさらっときてサラッと帰る予定できましたが、介護施設が出してくれたサンクスギビングらしいターキーなどのランチを一緒に食べるなどし、一応家族らしいことができました。

 

英語の訛りがニューヨークと違ったり知らない単語も大量にあるのですべては理解できないのですが(ガチネイティブの英語はマジ難しいです。日本でも東京住みの外国人が田舎行ったら日本上手でも流石に苦労しますよね。)、サンクスギビングやクリスマスは夫の家族の歴史を知ることができる貴重な機会です。夫の母親は、出会った時にはもう亡くなっていましたが、叔母は当然子どもの頃から彼女を知っていていろいろ共有してくれるので、夫の母親についてもっとよく知ることができます。とはいえ、一日中、誰がどんな病気になったかとか、どんな手術をしたとか、かなり難しい医療の英語を話すのはいつも疲れます。ただでさえ、日本人夫婦でも相手の家族と会う時は気を遣いますよね。いい人たちなのですが、よく分からない会話内容の中、70%くらい理解している中で相槌を打ってわかってるようなわからないような会話を田舎の高齢の方と一日中するのは、楽ではありません。でもこれも、アメリカ社会に同化するために、夫の家族の一員であるために必要なことです。

 

さて、テキサスは色々と広く、ダラスフォートワース空港だけでニューヨークのマンハッタン島より広いという、鬼のような土地の使い方をしていて、ダラスの叔母の滞在先にも大きな家が目立ちます。むしろ大きいのが普通なので、普通の家のサイズとは何かがわからなくなってきました。ときどき庭が広すぎて門から家がよく見えない(けど巨大なのは分かる)豪邸があって、ああこれがここでいう豪邸なんだろうな、と思わされます。

 

テキサス出身の政治家は超保守的な人が多いイメージがあって、人はどんな感じなんだろうと思っていましたが、多様性がすごくあり、アジア人として居心地も悪くありません。店員さんなどいろんな人がフレンドリーで礼儀正しく、良い人ばかりな印象を受けました。まぁ、ニューヨーク州からも経歴嘘つきまくって集めた金を使ってポルノサイトやフェラガモの靴に金使ってホワイトハウスから除外されそうな議員もいますし、実際に体験してみないで何かを判断するのは良くないなと改めて思わされました。

 

ニューヨークに住んでいると、ついいろんなことを忘れてしまいます。たとえば、アメリカには巨大な州がたくさんあって、車で生活するのが当たり前であること。ニューヨークのマンハッタンやブルックリン北部だと車なしの生活が普通ですが、むしろアメリカ全体でいえば少数派です。またNYCはアパートメントが普通で、1人あたりの住居面積は他の街に住む人に比べて狭いのが普通です。ダイニングルームは一つあれば良くて、カジュアルダイニングルームとフォーマルダイニングルームなんて二つも食べる場所は普通ありません。テキサスは道路も広くて運転しやすい道が整備されていますが、NYCで運転は考えるだけで恐ろしいです。

 

NYCの価格高騰など踏まえると、そこに死ぬまでいるとは思えないので、いつかは僕らも車が中心の生活になるんかなぁと、ゆったり思ったテキサスのサンクスギビングでした。

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