マンハッタンのアートギャラリー巡り | ニューヨーク COCO KARA Diary

ニューヨーク COCO KARA Diary

ニューヨークに住む COCO KARA です。画家をしています。
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COCO KARAです。

 

連日夏日のマンハッタンで、アートギャラリー巡りをして来たよ。

 

マンハッタンのチェルシー地区、中でも有名なガゴシアン・ギャラリー(Gagosian)やペース・ギャラリー(Pace)がある辺りは大きなギャラリーが並んでいて、ショーウィンドーから眺めて興味を魅かれた作品があればドアを開けて入っていく。

 

今回特に見たかったのがガゴシアンでやっていたゲルハルト・リヒター展。作品が数十億円で売れる彼の作品が美術館さながらに展示されていた。

 

展示されていたのはCageというタイトルのシリーズ。この、ケージ(Cage)というタイトルは、作曲家のジョン・ケージ(John Cage)から取ったもの。

 

ちなみにジョン・ケージの曲で 4'33"という曲がある。4分33秒の間、演者が何も演奏しない曲。

 

私はこの曲の演奏会に行ったことがあるけれど、本当に、舞台の演者さんが観客を前にして、4分33秒佇んでいるだけだった。観客達はわかった風な様子で座っていたけれど、私は正直のところ、ちょうど演者さんと目が合う席に座っていたこともあって、ちょっと居心地悪かったな。

 

私はリヒターの絵が大好きです。彼のような絵を描く人は他にもたくさんいるのだけれど、作品から受ける感銘が違う。と言って、リヒターと、リヒターのような絵を描く人達との違いは何か?と問われると、うまく説明できないのだけど。けれど名前を見なくても、リヒターの作品はそれとわかるの。

 

リヒターの作品をリヒターたらしめるもの。もしかしたらそれは、ほんのちょっとの差なのかもしれない。その”ほんのちょっと”が実は大きな違いを生んでいる。例えば水泳選手にとっての一秒が、とても大きいように。

 

下の3点はリヒターの作品。

 

 

他のアーティストの作品も色々観て来ました。

 

 

 

 

ではまた後程!爆笑