妹 | すいかの想いごと

すいかの想いごと

摂食障害、解離性障害、発達障害(ADHD、ASD)などを抱えながら、介護業界で看護師をしています。
その時の想いごとなどを綴っています。

昼夜逆転が酷くて、
軌道修正しなきゃならないかと思って
親にメールをした

「申し訳ないんだけど
(前に通っていた)病院に日中電話して
薬もらえないか聞いてくれないかい?」

このメール
実は数日前に送ろうと思って
送れなかったもの

電話を自分で出来ないのは
喋るのが苦手なのと甘え。

すると
解読しづらい
羅列された文字が連なるメールがきて、
その内容が(たぶん)
妹が第2子を妊娠中で
風邪をひいて実家にいるということだった。
(わたしはそう理解した)

妹は、
わたしとはタイプが違う。
たくさん悩んできたけれど、
本当に普通の子で、
むしろわたしのせいで
苦しい思いをさせてきたかもしれない。
酷くて緊急入院になった高校時代くらいとき、
廊下にまだ中学生くらいの妹が
いたような気がする。

妹はかわいかったし、
直接親の会社の人に
「妹はかわいいのに、お姉ちゃんはね…」
と言われたことがある(苦笑)
確かに子供のときは
日焼けして、
ベリーショートで、
男の子によく間違えられた。
妹はロングヘアーだったし、
彼女がショートカットにした姿は
見たことがない。

わたしはそんな妹を
目に入れても痛くない程
とてもとてもかわいがった

わたしの幼稚園の卒園式。
妹は2歳くらいだろうか。
卒園式の会場のホールから教室に戻るとき、
妹はわたしがいなくなると思って泣いた。
わんわん泣いて、
妹の手をひいて教室に戻った
、、、というビデオを見たことがある。

妹は
不器用に生きる姉のわたしを見て
学習できていたのか
賢く生きていたところもあった

タイプの全く違う
2人姉妹の距離は離れた。


2年くらい前、
橋の上から飛び降りようとして
警察に保護された

あのとき、
微かに覚えている警察で
妹と親が来ていた

妹だって
見たくないであろう姉の姿を
見ざるを得なかった

同居していたとき、
イライラして喧嘩して
彼女の部屋のドアのガラスを割ったり
彼女に蹴りを入れて
手の骨を折ったことがある
(本当に申し訳ない)

彼女は
幼稚園の先生をしていたのだが、
手を骨折してしまったら
たぶん仕事に支障をきたしたと思う

わたしは恋人を何人も変えてきたが
妹はたぶん数えられるくらいで
何もかもわたしとはタイプが違った

「お母さんが死んだらわたしも死ぬ」
と言える子だった。
わたしは嘘でも言えなかったけど。。。

着る洋服のタイプも違った
わたしの着る服、選ぶ服に
「え?本当に?」と言われるくらい。

好きなアーティストも違う。
わたしは運動系だったけど、妹は文科系。
考え付くものは全て違う。

それでもシスコンのわたし。

妹のところに誕生した甥っ子は
わたしにとって
かけがえのない宝物になった

そんな妹の第2子妊娠。
嬉しいなぁ。


だがしかし、
その解読しづらいメールの最後
「…というわけでみんな大変です。
 病院に行った方がいいと思うよ」
ですって。

わたしは
「もうわたしにかまわなくていいです。
 みんな大変なんだから。」
と返信して終わった。


わたしの話のときに
みんなのこと言われても、、、
っていうのが
本心ではあるけれど

妹にはしあわせでいて欲しいと思う。

そして
なんでわたしはこんなんなんだろうと
強く強く思う





甥っ子の手。
こんなに小さかったのに、
少しおにいちゃんになったね。

しばらく会えてない。

大好きだよ。