あれから | すいかの想いごと

すいかの想いごと

摂食障害、解離性障害、発達障害(ADHD、ASD)などを抱えながら、介護業界で看護師をしています。
その時の想いごとなどを綴っています。

わたしはこの世界で

まだ呼吸をしています。


16日夜、

わたしは医療保護入院となりました。


主治医の病院ではありません。

・・・わたしの前職場の精神科の閉鎖病棟。


そして保護室。


解離性昏迷。

失聴。

失声。


これがわたしの病名です。

わかっていたものですが。


働いていたので

見慣れた病衣。

総合病院ではありますが、

見たことのあるスタッフ。

そして、

わたしが新人のときの上司。


いろんなことがあって

わたしは声が出て

音を取り戻しました。


鍵のかかった

何もない保護室から出ることだけに必死だった。


でも

昨日退院して

帰ってきたら

2時間ですでに疲れ果てた。


あんなに見たいと思ったテレビが

重くて仕方なかった。


この世は

情報がありすぎる。


混乱して

でもわたしには戻る病院はなくて。

今もまだ混乱しているかもしれません。


わたしは

ここまでして生きる意味があるのでしょうか。


わたしは

ずっと生きる意味を考え続けました。

そして

知り合いに声をかけて

退院したその夜に性欲を吐き出しました。

愛のないカタチだけのもの。


でも

性欲なんて想像でしかなかった。

痛みしかなくて。

わたしは

虚しさしか残らなかった。


「痩せたな」

その言葉だけがうれしかった。


わたしは

わたしって

なんなんだろうか