EwinミニキーボードもThinkPadの艶消しマット塗装のピーチスキンとよく似た表面処理がされていました。空気中の水分で加水分解が進んでしまい持ちたくないほどになりました。これまでサブPCのリモコン件ワイヤレスキーボードとして使ったり、スマホ、タブレット、Bluetooth対応のネットワークTVなどで文字入力が必要な時用に使ったりと2016年に購入して以来、長年使っていたガジェット この記事はEwin EW-RB03の劣化してベタベタになったラバー塗装を自分で除去した時の手順メモです。
今回の対象はこれです。
Ewin ミニ キーボード Bluetooth 4.0 タッチパッド搭載 マウスセット ポータブル 超小型 ワイヤレス キーボード 日本語配列 92キー 多機能ボタン USBレシーバー付き Mini Bluetooth Keyboard【日本語説明書】ブラック
テーブルがないところでもゲームのコントローラーの感覚で両手で持って入力できるタッチパッド付のキーボードです。交換可能なリチウムイオンバッテリー(型番:423450、仕様:3.7V/810mAh/2.997Wh)を内蔵していて、Bluetooth USBドングルも付属しています。
現在も発売当時とほぼ同じ3千円くらいで販売中です。新しいものを買ってもまた日本の夏を幾度か超えるとベタベタすると思うので一旦は除去したものを継続使用して買い直しはよく考えてからにします。
準備するのは無水エタノール(なければエタノールが主成分の消毒スプレーで代用)、メラミンスポンジ、キムワイプです。
仕上がりの確認用に作業前の状態を撮影してからラバー塗装の除去に取り掛かりました。
<作業前>
埃の付着が目立つようになって以前に少しふき取りしたけれどベタベタしているとまた付着してしまい根本的な解決になりませんでした。
<ラバー塗装の除去作業>
小量のエタノールとメラミンスポンジの激落ちくんを使ってラバー塗装をこすり取ります。
<ラバー塗装除去>
メラミンスポンジの粉が残っていますがサラサラの手触りになりました。
<ラバー塗装除去後の仕上げ>
少量の水で拭き仕上げとします。へらで除去しようとしたときの傷が残っていますがサラサラの状態にできたのでこれで良しとします。
ちなみにラバー塗装の除去にワセリンもよいらしいというネットの書き込みを見かけましたが、ラバー塗装と下地の材質、劣化具合によると思います。手順としては目立たない部分で少量試してみてうまく行ったら全体を除去して、成分が残らないようにしっかり仕上げで磨くのが基本です。