スイカが出てきていたので今年初で食べてみました。時期は早めですが甘くておいしかったです。
丸ごとのスイカだと重量が結構あるので最近は利便性を考えて店頭に並ぶのはカット西瓜が増えていますね。
果物の売れ行きは二極化していて少量でも早生や珍しいもの、ブランドものはよく売れています。一方で旬の時期になって大量に出回るようになると価格は下がっているのに売れ残りも増えています。生鮮食品関係では必ずそれを食べなくても別の食べ物でも栄養素を摂取できるので無理をして買おうとしない傾向がうかがえます。
近年は家庭環境の体験格差が広がっていることが問題として提起されています。習い事や旅行もそうですが日常で様々な体験ができるかも大事だと思います。丸ごとの果物やお魚を食べる体験、旬の時期や良し悪しを見極める買物の実践を通して豊かな生活をおれる素養を身につけると学校の教科の学力とは別の力が付くと思います。
今回は西瓜繋がりで例を挙げます。球体をカットして、断面の形や角度、等分することで分数の視覚的な理解が進むことが期待できます。どの部分が甘いか、種はどの部分に多いか、種は成長すると小さな白色から大きな黒色になること、黒色の種でないと蒔いても芽が出ないことなど実験してみると面白いと思います。この時期のスイカの種であればうまく行けば夏休みの自由研究にもなるかもしれません。