先日、某家電店のポイントの有効期限が近付いているのでポイント消費のためのお買い物をしました。「物欲刺激中」としてブログ記事を書いてはいるもののなかなか欲しいものが無くて探すのに苦労して軽くストレスを感じました。今後はポイントをやっていないお店を利用しようと思いました。
消費者側ではポイント付与の魅力に取りつかれている人も多いのは事実ですし、企業側は現金値引きよりも資金繰りが楽で宣伝活動としてポイント増量は使い勝手がいいのも理解はしています。ポイントの利用できる経済圏に囲い込まれてしまう点、死蔵していて無駄になってしまう点にも気を付けたいところです。
<ジニア(百日草)>
私の場合ですが所有あるいはレンタルしていない全く新しい商品についてはその機能・効能を得ようと購入意欲が湧きます。替えの利かないものは特に欲しくなります。既に基本機能が同じ商品を持っているのであれば成果が大幅に上がるといった経済効果が無ければ買い替えようとは思いません。家電の場合は設置と廃棄も手間です。最近思うのはスマホやPCはアプリのインストールや設定、認証機器としての機能性を持った時点で新しい商品を買って移行するという煩わしさから購買意欲がかなり減少しています。
所有欲も人によって感じ方が違いますが私は少ないほうかもしれません。時計やスマホなど最新の高級品をアクセサリー感覚で身につけることよりも、使えればよいと感じ機能性を重視しています。新しいものを買えばその時点では綺麗で性能もいいのですが少しすれば似たり寄ったりになってしまいます。今も役割・目的別にPCやスマホの複数台持ちをしているのでミニマリスト志向というわけでもないと思います。
こうした価値観のせいもあって買い替えが鈍くなっています。データのバックアップや移行ツールが用意されていて、アドレス帳のようなデータは移行でき、アプリも自動インストールできるとされています。しかし本当に動作するのか確認するまで成否が分からないので躊躇します。支払系アプリ、ポイントアプリ、認証アプリなどはスマホ機器固有情報と紐付けられているのでそれぞれアプリごとに機種変更手続きが必要になります。使用中のスマホで機種変の事前手続きをして、新しいスマホでアプリのインストールと機種変の事後手続きをするのが一般的です。チケット転売など不正防止のためのセキュリティ情報ということもあって詳細が公開されていないものもあるので手続きのタイミングや所要もやってみるまで分からない難しさがあるのです。
目下のところ、ドコモの契約を解約してドコモ回線もアドレスもやめようと準備をしていますが事前の変更が面倒です。PCメールとキャリアのドメインのアドレスを分けて利用者登録したサービスが足を引っ張ている感じです。酷いUIのサービスだとPCとスマホで同じアドレスを登録できなかったり、登録したら2通届くようになったりといずれにしてもこちらの希望通りになりません。送信テストを兼ねるようなアクションをするのも大変です。いつまでも古いメールアドレスへ送信してくるところもある印象です。サービスが送り付けてくるメルマガの送信台帳の更新がいつになるのかわからないところも結構あります。
新しい商品に確実に乗り換えられるようにこれからは自分の方で登録変更管理台帳を運用していかないといけないのかもしれません。