オープンソースのメーラーとして大変人気のあるMozillaの「Thunderbird」(サンダーバード)に移行するために準備を始めました。既に何度かWindows Updateの後に新しい Outlook for Windowsへ強制切替されて、その都度戻すということをしてきましたが2024年になってしまったのでいよいよ戻すことができなくなるのではないかと考えています。
以前はISPから発行されたメールアカウントを設定することが一般的だったと思いますが現在はクラウドサービスのoutlook.jp/outlook.comやgmail.comなどで利用することも増えました。主要サービスに関しては利用するメールアドレス入力するとメールドメインの情報からをIMAP/POP3/SMTPのサーバを自動設定することができるようになっていて入力の手間が減りました。
独自ドメインを取得したメールの場合には手動設定が必要でした。
infoseek.jpドメインのメールアドレスに関して、Thunderbirdの既存メールアドレスのセットアップでは「サーバにログインできません。ユーザー名やパスワード、設定が間違っていないか確認してください。」とエラーが発生して完了できませんでした。
Microsoftのサービスを利用しているinfoseek.jpはどうなっているのか調べたところ、面倒なことになっていることが分かりました。
Infoseek メールのは2014年8月1日よりマイクロソフト(Microsoft)が運営しています
運営変更後も変わらないもの
・引き続き同じメールアドレスを利用できます
・受信しているメール、アドレス帳、OneDriveに保存しているファイルもそのままです
・ブラウザでのメール表示や送受信等の操作もこれまでと同じです
・ブラウザ以外の、メールソフトなどでメール管理をしている方は、そのままの設定で利用可能です
※2014年8月1日以降は、マイクロソフト社による仕様変更の可能性があります。
上記内容を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。
この案内から10年近く経とうとしているのでそのままの設定というわけにはいかないのでした。
infoseekメールにThunderbirdなどのメーラーでアクセスできない [Microsoftコミュニティ]
Microsoft アカウントのメール アドレスまたは電話番号を変更する [Microsoftサポート]
先人の情報をまとめると、Thunderbirdの設定だけでなくMicrosoftアカウントにoutlook.jp/outlook.comのメールアドレスを紐付ける作業が必要とのことでした。ということで、移行するための準備としてエイリアスの設定をしなければなりません。残りの作業は来週以降に持ち越しです。
■関連記事
「Windowsメール」から「新しい Outlook for Windows」へ (2023年9月16日記事)
Windows10のメールアプリが「Windowsメール」から「新しい Outlook for Windows」へ変わります。