AIWAヘッドホン イヤーパッドを交換 | 特選街情報 NX-Station Blog

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AIWAヘッドホンのイヤーパッドを交換しました。アイワ株式会社『AIWAヘッドホン 総合カタログ 1991年2月』によるとHP-X35は「音楽の宇宙にひたれるAVモニター。リスニングポイントを広げる5mロングコード採用。」と銘打たれ標準価格5,600円(税抜)で発売されていました。家電店などで5000円前後で販売されていたと思います。

 

当時は今のようなワイヤレス技術が一般化しておらず、離れたところで聞くには長いコードでコンポやテレビの音声を再生するしかありませんでした。今でもBluetoothのペアリング操作すら難しい人には5mのロングコードと3.5mmオーディオジャックの差込みだけの分かりやすさが代えがたいです。ちなみにまだ日本ではインターネットも普及していなかったのでこの時期の製品情報はあまり残っていません。

 

製品の状態としてはおよそ30年の使用と経年劣化で耳当て部分がボロボロになって取れてしまっていました。今回は頼まれたので実機でサイズを測って代替品を探して購入・交換を行いました。

 

まずAmazonで見つけた「ノーブランド品 ヘッドホン イヤーパッド クッション ヘッドセット スポンジ 交換用カバー マルチサイズ, 、65mm」が使用できそうだったので購入しました。

 

 

交換に際して古くなった耳当て素材の残りを取り除いて清掃しました。

 

AIWA HP-X35イヤーパッド交換

 

イヤーパッドは無理に引っ張らずに外周から少しずつ均等に被せれば破けたりしわが寄ったりすることはありません。

AIWA HP-X35イヤーパッド交換

 

目論見が当たり無事に取付でき、上手くフィットしました。

サイズは35mm~65mmまで5mm刻みで販売されており、ヘッドホンクッションは10mmとあまり厚くはない物の程よい伸びと柔軟性で取付が簡単でした。海外発送で数週間かかるのが難点ですがこの価格で無料配送なので許容します。というかコスパがよく満足です。

 

今回利用したような汎用品とは別に高級なタイプの交換用のイヤーパッドが販売されているのは知っていますが、取り付ける製品に見合わないと思います。SONY、BOSE等であればメーカー純正の専用品が発売されていて、互換品も豊富です。交換手順を紹介した動画などもたくさんあります。