ORICO M.2 SSD 外付けケース M.2 NVME PWM2-G2-WHのレビュー | 特選街情報 NX-Station Blog

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ノートPC内蔵のM.2 SSDからのクローン、データ交換用にORICOSSD外付けケースを買いました。日本での知名度はありませんが私はHDDのケースなども買ったことのあるメーカーでいまも問題なく使えているのでなじみがあります。

 

パッケージにはSSD DRIVE ENCLOSUREとあります。日本語の場合にはエンクロージャーという呼び名よりも外付けケースと呼ぶ場合が多い気がしますが記事では統一せずにその時々の文脈で書きます。

 

ORICO SSD DRIVE ENCLOSURE

 

パッケージはブラックの写真が使われていますが、裏側を見ると 白色/White にチェックが付けられていました。カラーバリエーション共通のパッケージみたいです。別々に印刷していないし、シールなどを貼っての対応をしていないところをみるとコストダウンが徹底されているようです。

 

 

箱の中にはエンクロージャー本体とケーブル、サーマルフィン、サーマルパッド、説明書(英語/中国語)が入っています。

このサーマルフィンはサーマルパッドを張り付けたSSDモジュールに被せる金属板でエンクロージャーのアルミボディへの熱伝導効率を高めます。

 

エンクロージャーケースが組み立てられた状態で梱包されているのですが、最初はとても硬くて開けるのが大変でした。ツールレスでしっかり固定できると考えれば仕方がないのですが、頻繁にM.2 SSDを交換する場合には躊躇します。

 

 

2230, 2242, 2260, 2280の大きさのM.2 SSDモジュールを内蔵できるようにケースにはネジ切してありました。付属のシリコンプラグを差し込んで固定します。

 

付属のシリコンプラグは指先で押し込むことができる柔軟性のあるネジなので難なく取り付けられました。

 

本体のボディ部分はアルミでよく冷えます。トレイやコントローラー基盤のある部分はABS樹脂製です。電源オンの状態では青色LEDが点灯します。そしてアクセス時に点滅します。

 

 

エンクロージャー側のコネクタはUSB Type-Cです。今後、スマホやタブレットでの使用も考えて今回はUSB-Cケーブル付属の商品を買いましたが、付属ケーブルがUSB Type C-Type Aなどいくつもラインナップがあります。

 

Windowsにはドライバーなしで使えます。10分の自動オフ機能搭載なので省電力、ノートPCのバッテリーへの負担が少なく、SSDの稼働時間も無駄に増えることがないのが利点です。テレビレコーダー用のストレージとして使用する場合には正常に機能するか十分に確認したほうがよいと思われます。

 

トランセンドSSD110Q TS1TMTE110Q (PCIe Gen3 x4インターフェースによる最大2,000MB/sの読出し、最大1,500MB/sの書込み対応の製品)を内蔵してのベンチマークではこの外付けケース商品説明にあった通り、読み書き速度は1000MB/s程度をマークしました。ただ、不可解なことにPC側のUSB -Cポートを使用した時にSEQが半分以下しか速度が出ない状態だったので調べています。別のPCでは逆の結果が出た時もあり理由を探っています。

 

 

<USB Type C-Type A接続時>

 

<USB Type C-Type C接続時>

※ベンチマークはいずれもWindows 10 PCにて実行しました。

 

 

今回の記事では、NVME/PCIE専用の製品をレビューしました。NVMeのみのほうが安かったこと、NVMe/SATA 両対応の別製品を所有していることが選定理由です。ちなみにM.2 SSDが出たての頃はSATAのみだったものがここ最近ではNVMe全盛となっています。現在発売されるPCに内蔵されているSSDはほぼNVMeのみですが古いPCのM.2 SSDを使う場合にはNVMe/SATA 両対応を選べばよいと思います。

 

■ORICO製品ラインナップ

ORICOのストレージケースはHDD用も含めてアマゾンで人気です。レビューコメント投稿数、購入数ともに上位です。ブログ記事ではM.2 SSDの商品をピックアップしますが、2.5インチSSDケースもあります。

 

ORICO M.2 SSD 外付けケース M.2 NVMe/SATA 両対応 SSD ケース
https://www.orico.cc/usmobile/product/detail/id/8036
Type-C = Type-Cケーブル付属
PWEM2-G2-BK ブラック
PWEM2-G2-BL ブルー
PWEM2-G2-PK ピンク
PWEM2-G2-WH ホワイト


ORICO M.2 SSD 外付けケース M.2 NVMe/SATA 両対応 SSD ケース
https://www.orico.cc/usmobile/product/detail/id/8037
Type-C = Type-Aケーブル付属
PWEM2-G2A-BK ブラック
PWEM2-G2A-BL ブルー
PWEM2-G2A-PK ピンク
PWEM2-G2A-WH ホワイト


ORICO M.2 SSD 外付けケース M.2 NVME/PCIE SSD ケース
https://www.orico.cc/usmobile/product/detail/id/8038
PWM2-G2-BK ブラック
PWM2-G2-BL ブルー
PWM2-G2-PK ピンク
PWM2-G2-WH ホワイト


ORICO M.2 SSD 外付けケース M.2 SATA SSD ケース
https://www.orico.cc/usmobile/product/detail/id/8039
PWM2-BK ブラック
PWM2-BL ブルー
PWM2-PK ピンク
PWM2-SV シルバー

 

 

 

 

製品説明によると、データ転送は次のスピードとなるようです。高速なNvMe SSDだとエンクロージャの性能の上限に掛かってしまうことになりますね。

NVMe SSDを使用する場合、伝送速度は10Gbps、読み書き速度は1000MB/sです。 
M.2 SATA SSDを使用する場合、転送速度は5Gbps、読み書き速度は400MB/sです。

 

ベンチマークで速度が半分だった時に関して、数値的に伝送速度5GbpsのSATAモードとして認識されてしまうことがあるのかな、と想像しています。切り分けを試してみて何かわかったら続報の記事を書きたいと思います。

 

 

 

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