ポータブルSSD トランセンドTS1TESD380Cのレビュー&ベンチマーク | 特選街情報 NX-Station Blog

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バックアップはハードディスク(HDD)のポータブルドライブとNASに取得して運用してきましたが、比較的更新頻度の高いファイルの保存用にポータブルSSDを投入してバックアップ間隔を短くして、データロストのリスクを低減することにしました。

 

Transcend ESD380Cの主な用途は成果物のドキュメントや最終データの保存専用ドライブとしての使用です。

 

ポータブルSSDには、主にUSBメモリと同形状のスティックタイプとポータブルHDDと同型か少し小型にしたポータブルSSDがありますが今までの利用経験上便利に使えば使うほどUSBコネクタ部分の破損が避けられないことが分かっているので、USBケーブルを使用するタイプのポータブルSSDを対象として製品選定を進めて、トランセンドのTS1TESD380Cに決めました。

 

 

トランセンドジャパン ポータブルSSD 「TS1TESD380C

 

 

<トランセンドTS1TESD380Cのパッケージ>

トランセンドTS1TESD380Cのレビュー

製品がそのまま見えるタイプのパッケージです。

 

 

トランセンドTS1TESD380Cのレビュー

トランセンド TS1TESD380Cのパッケージの裏側にはQRコードと各言語で製品の詳細はウェブサイトをご覧下さいと書かれています。

 

 

 

トランセンドTS1TESD380Cの付属品

 

USB Type C - USB Type AとUSB Type C - USB Type Cのケーブルがそれぞれ付属します。

 

 

トランセンドTS1TESD380Cのレビュー

 

本体のサイズは 96.5 mm x 53.6 mm x 12.5 mm で、質量 75 g、カラーはミリタリーグリーンです。

外装はラバーで包まれていて耐衝撃と耐久性がありそうです。メーカーでは米軍の落下試験規格MIL-STD-810G 516.6をもとに同等の試験を実施しているとのことです。

 

 

トランセンドTS1TESD380Cのレビュー

 

ポータブルSSD本体側のコネクタはUSB-Cです。

 

トランセンドTS1TESD380Cのレビュー

 

Portable SSDのラベルにはModel :TS1TESD380C、 DC 5V、1.5A、S/Nや各種認証の記載があります。
購入した製品は2023年 台湾製造で、5年保証保証があります。

 

 

トランセンドTS1TESD380Cのサイズ感

 

機器のサイズは小さすぎず大きすぎずで良いですね。

 

 

TS1TESD380Cのプロパティ

 

exFATとしてフォーマット済ですが中身は何も入っていない状態です。ユーティリティアプリが収録されている製品も多いですがこの製品はデータは何も書き込まれていない状態で出荷されているようです。

 

なお、Windows上では

容量 1,000,185,266,176バイト 931GB

として表示されています。一見すると1TBない感じになりますがOSの計算上の表示です。

 

製品説明にも下記のように書かれています。

※1GBは1,000,000,000バイトですが、OS上では1,024MBを1GBとして計算されるため、0.93GBと表示されます。

 

ユーティリティアプリに関してはトランセンドのWebサイトからダウンロード可能です。

Transcendソフトウェア ダウンロード
https://jp.transcend-info.com/support/software

 

 Transcend Elite
 Transcend Eliteは外付けHDD、USBメモリ、ポータブルSSD用のデータ管理ソフトウェア。
 

 

<StoreJet TS1TESD380C SCSI Disk Device>

StoreJet TS1TESD380C SCSI Disk Device

 

Windowsでのプロパティの表示は上記のように「StoreJet TS1TESD380C SCSI Disk Device」となっていました。

 

<CrystalDiskInfo>

TS1TESD380Cのディスク情報

 

CrystalDiskInfoの表示は上記のようになっていました。

 

 

製品付属のUSB-C to USB-Cケーブルを使ってPCとポータブルSSD「TS1TESD380C」を接続して、CrystalDiskMarkにてベンチマークを計測しました。

 

<HP ELITEDESK G4 800 で計測>

TS1TESD380Cのベンチマーク

 

<ThinkPad X1 Carbon gen5 で計測>

TS1TESD380Cのベンチマーク

 

 

Up to 2000MB/sとパッケージや製品情報に書かれていましたが当方の環境ではそこまでの速度は出ませんでした。どちらもUSB Type-C 3.1のPCでの計測だったので妥当な値だと思われます。

ちなみにThinkPad X1 CarbonではUSB Type-C(Thunderbolt3対応)のポートを使用したのですが、Thunderbolt3のデータ転送速度(最大 40 Gbps)および USB 3.1 Gen 2 のデータ転送速度(最大 10 Gbps)の規格に対応していますがUSBでの接続として扱われているのでしょう。

 

USB Type-CのUSB 3.2 Gen 2x2に対応したポートで利用しないと真価を発揮できないと思われます。USB 3.2 Gen 2x2は通常Intel Core i 10世代以降のプロセッサーを搭載したPCでサポートされている規格です。

 

 

参考情報

USB 3.2 Gen 2x2の規格上のデータ転送速度は20Gbps = 2500MB/s
USB 3.2 Gen 2x1の規格上のデータ転送速度は10Gbps = 1250MB/s
※USB 3.2 Gen 2x1の旧規格名称はUSB 3.1 Gen 2です。

 

 

 

ポータブルSSD ESD380Cシリーズは、PC、タブレット端末、スマートフォンに加え、ゲーム機でも高速転送を利用でき、大容量のストレージ拡張が可能です。

 

 

 

 

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